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15/4/23

元薬○で変な入れ墨入っている私が社長になった話part3

Image by Olia Gozha

入れ墨も入り、薬も完全に断ちソロソロちゃんと仕事しないといけなーとボンヤリ考えてはいましたが


何せ資格もなく、中卒、出来る仕事は限られていて、今までした仕事は数知れず、

左官に土木に料理人に飲み屋の黒服にダンプの運転手、などなど20以上の仕事を辞めてきた私がなにをしようかと悩んでいた頃

たまたま求人に載っていた美容師アシスタント募集の記事が・・・

美容師か、かっこいいイメージはあるものの免許をもってないとダメなんだろうと思いながら一度

電話してみることに、しかし聞かれることは免許をもっているかばかり、

面接さえしてくれないのに諦めることさえ忘れて、美容室に就職するのが目的になりました

何件か電話した時ようやく免許はとりにいけばいいから一度面接してみましょうとの事、

とりあえず、履歴書とだけ持ってきてくれればいいし、面接は私服でいいと言われ

履歴書をなるべく全部埋めて、目的のびようしつに・・

オシャレな作りの美容室はオーナーの女性と店長?みたいなイケメン男性の二人でされててアシスタントが足りないとのこと、

オーナーの女性とまず話して、店長の男性と会話したあとに、オーナーから少し時間ある?といわれ

全然大丈夫ですと、奥のテーブルに案内され履歴書を見てと・・・???と思いながら

見てみると赤線で沢山の訂正がwww

聞いてみると、多分うちに来てもらうと思うけど履歴書の書き方があまりにも変だったらしく、社会人としてちゃんとした書き方を教えると

なんて素敵なオーナーさんだろうと、訂正箇所を聞いてると今思い出しても顔が赤くなりそうな内容で

なかでも一番は経歴の欄の最初に「1982年何月何日○○生誕」と書いてました

当時は当たり前と思って書きましたが、色々おかしいですよね・・・お前は司教か

これには離れて聞いていた店長も爆笑してました

小一時間訂正タイムがあって勉強になった私は心よりお礼をいい、その日は帰りました

一応1週間後に合否の電話をしますと。まーオーナーも店長も合格確実と言っていたので

次の日に市内で一番有名な美容室に髪を切りにいきました、流石に今の髪型は素人の僕が見てもダサいwww

なかなかカッコよくしてもらい大満足な私は1週間後合否の電話を待っているとなかなか電話がかかってこず、

こっちから電話してみることに、そしたらオーナーが・・・

ごめーーーん、あなたが面接に来たあとに免許を持ってる女の子が面接にきたからその子を採用したと・・・


おい、

と思ったけどまーしょうがない、素敵なオーナーさんだったし履歴書の書き方も教えてもらったんで次頑張ろうと別の美容室を探しましたが

まー面接にいけどもいけども、落ちる落ちる落ちる、一発めの面接が好感触だったから落ち込んでましたが、

ここまできたらもう美容師以外考えられなくなり、ハローワークに相談にいったら担当のおじ様が私服じゃなくてスーツで行った方がいいに決まっているといい

よしそこまで言うなら次はスーツでいきましたが、そこの面接がすぐに終わり、もちろん落ちました・・・

おいじじいスーツだめじゃないかと思いながら、そのあと面接来てといったお店が私服で来てといったので

一応スーツで写真撮ったのを履歴書に貼り、運命の面接に。

アットホームなお店にイケメンのオーナーさんで好感触、すぐに人がほしいみたく、

一応何日か後に連絡すると、

3月の終わりに連絡があり、4月1日から採用と♪

よっしゃーとガッツポーズして、また別の美容室にカラーとカットをしにいきましたwww


実は後日談なんですが、就職して何ヵ月か後にそういえば履歴書の写真よくみたら、このスーツ誰の?と聞かれ

親のスーツを借りたと言ったら、オーナーがこれ・・・

もしかして喪服じゃない?と・・・・・・・?

うん?喪服とはなにそれ?と思い聞いたらお通夜や葬式ようにのスーツがあると。

それさえも知らなかった私はアホというか常識知らず過ぎますが、親に一応聞いてみると、

面接でスーツを借りたとは聞いていたが、まさか自分の子が面接に喪服でいくとは思えなくて聞いてなかったがそのまさかだったと両親大爆笑、

そりゃー面接おちますわwwwなんで?とおもったでしょうねこの前の面接のオーナーさん・・

面接もあっという間に終わるのも無理ない、葬式後に面接?そんな子縁起悪すぎますよね((笑))

あー今考えても顔が赤くなる・・・

こんな感じで美容師人生が始まりました。


つづく・・・



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