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13/4/2

ブラピに四回会ってそのうち一回会話した時の話

Image by Olia Gozha

ブラッドピットを初めて見たのはスクリーンだった。

作品は『ジョーブラックをよろしく』

なぜか不明だが、、、

いつか、会うような気がした。

大学に入り、二年目だったろうか。

その日は訪れた。

映画『TROY』のプロモーションで、日本武道館にブラッドピットが来るという。

チケットは持ってはいなかったが、気になったので行ってみた。

ら、なんと自分が見ていたところにブラッドピットが近づいてくるではないか。

一応用意していたメモ帳を出してみたら、そこにスラスラっとペンを走らせるブラッドピット。

不思議な感覚だった。

メモ帳を見たら、ミミズのようなサイン。

これがサイン???

瞬間、何を思ったのかメモ帳を裏返し、また目の前に差し出してみた。

他のファンにサインしていたブラッドピット。

再び自分のメモ帳へ書き出そうとしたその時。

一瞬。ほんの一瞬だけどブラッドピットの動きが止まり、こちらをチラリと見た。

確かに見た。

俺もじーっと見ていた。

顔小せえ。。

そして少し微笑んだような表情になりつつ、今度書いてくれたサインはさっきよりもしっかりとサインっぽく書かれていた。

時は流れ2005年12月。

Mr.&Mrs. Smithのプレミアでついに会話を交わすことになった。

アンジェリーナジョリーの迫力は段違いだった。

オーラが輪郭を帯びているかのような。

レベル違い。

そんな感覚を覚えた。

Thanksしか言えず。

その後、ブラッドピット。

アンジェリーナジョリーに言うつもりだった言葉を間違えて言ってしまった。

Thanks a lot!! I love you!!

あ。

と思った。

するとブラッドピットがスラスラサインしながら一言。

Oh I love you too.

おお~器がでかいぞ。

せっかくなので付け加えて、

I'm going to Hollywood for working to you!!

するとブラッドピット。

Yeah, okay welcome. I'mなんたらかんたらYou.

にこにこしながら歩いていった。

胸が熱くなった。

単なる記念にせず、建設的に経験を積み上げてねがいを実らせたい。

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