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コンテストに出場するまではこれほど日本や伝統文化について考える機会はありませんでした。サービス面やおもてなしの心については考えたことがありましたが、日本のDNAについてまで考えたことがありませんでしたので、正直苦しかったです。ただ、京都ビューティーキャンプやワークショップを通して苦しみ悩んだ分、表面的なことだけではなくどのような中身の人間・女性になりたいのかが明確になりました。

自然とやってくる結婚について、家族について結婚前に考えることができたということは私にとっていい機会となりました。実際にコンテストの半年後には結婚式を迎える私にとって、より結婚や両親に対する想いが強くなったと同時に、今後母親になった時に子どもに何を伝えていきたいのかを深く考えることができました。今ある環境が決して当たり前でないこと、感謝し、常に吸収しようとする姿勢を失わないことを心に決めました。

コンテストを終えて、実家に戻り結婚の準備をしていくにあたって、両親への感謝の気持ちは以前よりも強くなりました。だから一緒に過ごせる限られた時間をもっと大切に過ごすようになりました。

今の私があるのは両親や支えてくれる大切な人たちのおかげです。心がぽっと温かくなるのは常に根底に相手を思いやる気持ちがあるからだと思います。これからの社会が思いやりのあたたかな眼差しによってゆるやかな繋がりのある【支え合う社会】になることを願っています。
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