top of page

15/3/22

自分の限界を決めていた自分に気づいた時

Image by Olia Gozha

 最近急に忙しくなってきた。明日(すでに2時半なので今日になるが)搬入予定のグループ展の作品はまだできておらず、7日後に搬入となるグループ展の作品の構想もなく、来月の個展についてはほぼ未着手。
 なのに、なぜか急に仕事が増えてきて、毎日何かしら出かけている。興味があることについてのお誘いも多い。「これやろうよ!」という提案もいろいろといただく。

 幸福だと思いながらも、もう少しペースを落としたいな、と思えてきた。


人生に追われているような気がしてきたかも。

 私は今、フリーランスだ。家の家賃もかからない。だから稼ぐのは最小限でいい。その分、やりたいことに集中して時間を使いたい。今はそういう時期だ。

 タスクを整理しよう、時間を作ろう、そう思った時、ふと考えた。「もともと好きなこと、やりたいこと、楽しいことだけをやろうとして今の状態になったはず。自分がやりたいことが本当にやれるようになったのに、ここで遠ざけてよいのだろうか?」

 思い返せば、全部やりたいことだ。だからやろうとしてパンクしてる。「時間が足りない、もうパンクしてる、楽しいことも楽しくなくなっちゃう」


果たして本当にそうだろうか?

 本当に時間は足りないのだろうか、本当にパンクしているのだろうか?もしかしたら、もっと1つ1つを集中してやれば、クオリティを落とさずにできるんじゃないだろうか?楽しいことばっかりを楽しいまま膨大にやれるんじゃないだろうか?

 時間がないからタスクを整理してやれることをきちんとやる。

 それはなんかよく聞く正論のようだが、本当にそうだろうか。本気で自分の能力を確信したら、やることを減らさなくてもやれるんじゃないだろうか。


自分には無理、と思うと本当に無理になる。

 無理と思っているから、無理な理由を見つけ、無理でした、という結果になるように自分で選択する。もし、「いや、自分ならまだできるんじゃない?」って思えたら、前より少し高く飛べる。そうしているうちに、いつの間にか月まで届いているだろう。


 そんなことを唐突に思いついた深夜でした。さ、展示の準備しよ(笑)

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page