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15/3/4

自分の体のこと2

Image by Olia Gozha

他愛もないことを徒然と書いておりますが、、、。


 さて、中学3年、高校1年と新たな障害を見つけそれでもサッカーを続けて高校2年に。


 準レギュラー(?)みたいなポジションでしたが、そこそこ試合にも出させてもらえるようになり、膝の2つの障害とも良好な関係だったはずなんですが、、、。


 高校2年のある秋の朝。

 目覚ましが鳴り、いつものように目が覚めて「さぁ布団から起き上がろう」とした瞬間、、、。

 「あれ?起きれない、、、。」

 上半身は動くけど、、、下半身に全く力が入らない、、、。(実際には左の膝より下がマヒしてたんですが、目が覚めて直ぐなので完全にパニック状態。その時は下半身が動かないと勘違いしました)

 家の2階に部屋があったので、母親(当時親父は単身赴任で不在)に知らせるにも、とりえず1階まで行かないと、、、。


 七転八倒を繰り返した結果、壁際まで転がっていきそこから壁を掴んでなんとか上半身を起こすことには成功。(この辺りで、やっと力が入らないのが左足の膝より下ということに気がつく)

 手とお尻で廊下を移動し、階段を降り、壁に体を預けながら何とか台所まで移動。朝食を調理中の母親に向かって


「母ちゃん、左足が動かん」

「なに寝ぼけてんの、寝言言わんと、はよ顔洗ってき!!」

 まぁ、関西なのでこれぐらいの会話は仕方がないですよね。

 とりあえず、洗面所まで移動し、歯磨きをして顔を洗い、再度左足で立てるかどうか挑戦、、、。

 やっぱ無理でした。何度やっても右足だけでなら立てるんですが、左足に少しでも体重をかけると腰砕けのように崩れ落ちそうになります。

「母ちゃん、顔洗ったけど左足に力が入らん!!膝から下が全く言うこと聞かん!!」

「わかった、親戚のおばちゃんに車出してもらうから病院行こう。その間にご飯食べとき!」

 母親が隣の親戚のおばちゃんに話をしに行っている間に、自分なりに左足を分析。

 「立っていても、座っていても痛みはなし」

 「左の太ももの付け根は、、、動く、左の膝は、、、動く、、、

  左の足首は、、、足首は、、、動かへん!!」


 ここに来て、左足首の関節より下の部分が全く動かないと言うことがやっとわかりました。

 それ以上の驚きは、足首より下が動かない(力が入らない)だけで人間って布団から起き上がれないんだ、、、ということでした。


 ついでに

 「左足を地面につけても、、、痛くない、

  つま先を右側に、、、向かない、左側にも、、、、向かない。

  足を地面につけても痛みがないなら、手で持っても、、、、大丈夫。

  つま先を手でゆっくり右に向けても、、、大丈夫、

  左に向けても、、、」 

 この時、足を持つ手に変な感触が少しあり、

 「ありゃ?足が、、、動く、、、立つことも、、、出来る、治った??」


 そこに母親が戻り

「母ちゃん、足治った。手で関節触ってたら動くようになった。」

「とりあえず、ご飯ははよ食べなさい。学校行く前に一緒に病院にいく。」

 と、朝食後そのまま病院へ、、、。


 結果は、、、左足首に関節遊離体、通常野球やテニスをする人の肘に良く出来る「関節ネズミ」が両足首の関節内に大量にあるとのこと、、、。その中の1つがたまたま関節内の神経を圧迫して機能障害になったのでは?とのこと、、、。


 さすがに今回は今後関節内で神経を傷つける可能性があるかもしれないとのことで、除去手術がその場で決定、、、。

 全部取り除くためには関節を開く必要があり、その場合後遺症などが残る可能性があるとのことで、今回は神経を圧迫したと思われる大きなサイズの物だけとり除くことに。


 冬休みに入ると同時に手術を実施。

 予定通り関節は開くことなく、大きなサイズを中心に取り除くと言う作業も無事終了。

 リハビリを頑張り雪解けの頃には、またサッカーが出来るくらいには無事復活しました。


 唯一の誤算は、どうも私はジャンプをする際の踏み切り足が左足だったようで、垂直跳び、幅跳びの記録が驚くほど低下し、急いで右足の踏み切りに切り替えた、、、ということはありましたが、、、。


 まぁ、サッカーを真剣にするのは高校までにするつもりでしたので、その間無事に動いてくれれば後は余生を過ごすみたいなもの、、、と自分に言い聞かせて高校でサッカーをやり続けました。



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