自殺未遂経験者に話を聞いてもらった
思っていた想いやフラストレーションなど
全てをぶつけてしまった。
自殺未遂経験があるというビジネスの先生にだ。
・Tは人に相談する事自体も迷惑と思っていたかもしれないほど
気の良いやつだった事
・自分が人生で挑戦しようと思っていた時に
こんな事があり、何を目指せば良いかわからなくなった事
・ネットワークビジネスで何か問題が起きていたかもしれない事
洗いざらい自分がこれまで感じていた事を
全て伝えてしまった。
今にして思えば、聞いてくれたMさんには
重い話をぶつけてしまったと思う。
しかし、若き日の僕はもうそうするしか道がない
そう思っていた。
限界だった。
夢に向かってひた走ろうと思った矢先に
自分の将来のビジョンに幾度となく登場するはずだった
重要な登場人物の1人が構想から外れた事に。
年老いて、人生の最後の日を迎えるまで
多くの時間を共有し、共に笑い、共に苦労し
共に切磋琢磨するものだと1ミリも疑っていなかった。
が、1人の登場人物の欠落によって
自分の未来を描く事ができなくなっていた。
そしてMさんから帰ってきた答えは。。。
ビジネスの先生Mさん「俺にはTくんの気持ち、すごくわかるよ、周りに気を遣いすぎて、自分の事を相談するのも本当に迷惑だと感じていたのかもしれないね。俺も誰にも相談できなくて苦しんでた時期があったよ。でも、もしネットワークビジネスの件が本当だったとしたら、彼を自殺に追いやったかもしれない巨大なお金や組織の力に対抗できる力を高田くんが持つ事が彼のためにできる事かもしれないね。」
この時、1つのビジョンが見えた。
僕は個人でもお金を稼げる方法を見つけていって
それを周りに伝える活動をしよう。
そして、その問題のために今にもこの世を
去ろうとしている人や、もしくはいずれそうなっていく
可能性を含んだ人を救う活動をしよう。
どんなに大きな組織が相手でも負けない力を。
どんなお金の力にも対抗できる力を。
自らの手にし、変えていくんだ。
それが大学4年の秋を迎えた頃の
僕の人生の目標だった。
それが正解かどうかなんてわからない。
ただ、できる事や自分で思いつく最善をやりきるしか
自分にできる事はないのは確かだった。
いずれにしてもたくさんの感情や葛藤を
自分の外に出す事で、すごく気持ちが楽になった瞬間だった。
この後から長く続く、僕のお金や
ビジネスとの戦いが始まっていくのだった。