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人生の醍醐味 293
誓い
私は誰かの便利屋にはなるまい。
自分をしっかり尊重できる人生を歩みたい。
例え孤独であっても、 人の思惑に左右されずに生きたい。
他者はともすると、他者を自分の得になるように利用する傾向が強い。
孤独を避けるために、愛想を振りまいていると、人の弱みにつけ込む人が多い。
誰でも、自分が一番可愛いのだ。 利用できる物は何でも鷲掴み、自分が得する事のみ考える。
でも、その罠にやすやすひっかかる私にも落ち度がある。
「愛されたい」と言う裏心を読み取られてしまい、反対にその弱味をまんまと利用して、人は自分の利益に直結しようとする。
これからは、平等な関係を求める人のみ、私も心を開く努力をしよう。 人生の最後位、 付き合う相手はこちら側も十二分に吟味して、自己の尊厳を守りたい。
本当に、人生は最後まで学びの連続であり、また自分の態度、考え方の誤りを反省する機会を沢山与えられる。
退職後の人生も乙な物だ。 無我夢中で過ごした現役時代と、毎日全ての時間が自由自在である退職後の人生との比較からも、学ぶ事が多い。
これぞ、人生の秘密の醍醐味だ。 高齢化と同時に、何人も、見た目は老化した醜態を暴露して日々過ごさざるを得ない。
けれど、心の中、心の持ち方だけは完全に自分次第だと思うと、心は喜び踊り始める。
生きていると言う事は、自分を大切に、自分に親切に、自分の意向を十分尊敬して、限られた時間を有意義に過ごす事なのだ。
ホノルルの青空を見ながら、木陰に座り、ナオミ クラインの「ノー では十分でない。」と言う原書を読み続けた。 (By Naomi Klein , “No is not Enough “)
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