top of page

15/2/16

目上の人間に認められるコツ

Image by Olia Gozha

気合いだけだった。


先生のもとでチームメンバーとして

実践する事ができれば、それ以上の学びはない。


そう思っていた僕は迷わず、先生の募集に飛びついた。

勢いでメールを送り、すぐに面接の日が来た。


自宅から3km圏内にコンビニすらない

ド田舎から東京へ意気揚々と向かった。


しかし、そこでは意外な展開が待っていた。


実はチームメンバー募集は本当に緊急で

「今すぐに働ける人材」だけを募集していたのだ。


勢いが先行していた僕はそれに

一切気づいていなかった。


大学生である事が先生たちにわかり、

体良く断られたのだが、その事実に

この時の陶酔状態の僕は気づいていなかった。


「今すぐ働ける人材を探しているならそうなればいい」


手っ取り早く解決策を考えた私はちょうど

突入する大学4年の最後の夏休みを

利用する事をすぐに決断した。


都内の大学に通う友人に電話をかけ

1ヶ月間、居候をさせてもらう事を了承してもらった、


すぐに先生の事務所に連絡し、あろう事か

「無料で良いので働かせてください!」

と言いだしたそうだ(今では覚えていないが)


相手に断る理由もなかったのか、気合いと

情熱が認められたのか、結局、僕は夏休みの間

働かせてもらえる事になった。


法律上、タダ働きはできないので

給料までもらってしまった。


特に才能があるわけでもなく、

勢いが先行している若造だ。


それでも当時の僕には新鮮で毎日が

新しい学びの宝庫だった。

友人の家に居候したのも良い思い出だ。


大学時代、劣等生を貫いてきた僕にとって

大学生活で一番充実していた時期かもしれない。


そんな時にあの電話がきたんだ。。。

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page