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人生の醍醐味 295 夫源病

Image by Olia Gozha

人生の醍醐味 295


夫源病


今日初めて、日本から来た方から「夫源病」と言う言葉を教えていただいた。


退職後の夫が、昔風に言えば濡れ落ち葉にように、妻にピッタリくっついて行動する夫の存在が、妻の精神に悪い影響を与えて、ノイローゼになってしまったり、実際に病気になってしまう状況を指す言葉らしい。


私の場合は、 ただの知人であるが、たまたま男性の知人で、初めはホノルルでの経験が浅いのだから 私が少しは道案内と言う軽い気分で付き合い始めたが、相手は無料ガイド的気分らしく、人の親切をただ受けるだけ。  


流石のわたしも、数ヶ月で嫌気がさして、付き合いをきっぱり切ってしまって、ほっとしている。


夫源病もどきにかかり始めていたのかも知れない。 一時代前の夫なら、養ってもらっている手前、相手のために妻側も努力をしたものだ。


でも、今は21世紀、金銭的には全て割り勘であるので、女性側ばかりが男性のために予定を組む工夫をし続ける理由はない。


ただ、女性側は、つい親切心から楽しい予定を組んであげていたが、それとて限度がある。  


せめて三回に一回は、男性側も何らかの予定を組み女性を誘うようでないと、一方交通ばかりでは夫源病もどきに冒されてしまう。


そうなれば、人情として病原菌から早く、しかも遠くへ退散したくなるもんだ。


やっと、再度自由を自分のものにできた気分で、胸を張ってホノルルの海岸沿いを歩き続けた。

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