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15/1/26

メキシコの漁師とMBA旅行者

Image by Olia Gozha

こんにちは

今関です

私の会社も来月が決算です

一期目の会社でこれだけ利益を出して

機能している会社はないと

税理士さんにほめられました

おかげさまで稼がせていただいていますが、

仕事ばっかしてるかと言われれば、

そうではありません

来週は香港に行ってきます!

この前、あるハッとさせられる話を読みました

「メキシコの漁師とMBA旅行者」

という話なんですが、ちょっと読んでみてください

———————————-

メキシコの田舎町。

海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

その魚はなんとも生きがいい。

それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。

どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。

旅行者が

「もっと漁をしていたら、

もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、

漁師は、自分と自分の家族が食べるには

これで十分だと言った。

「それじゃあ、

あまった時間でいったい何をするの」

と旅行者が聞くと、

漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、

それから漁に出る。

戻ってきたら子どもと遊んで、

女房とシエスタして。

夜になったら友達と一杯やって、

ギターを弾いて、歌をうたって…

ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で

漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールで

MBAを取得した人間として、

きみにアドバイスしよう。

いいかい、きみは毎日、

もっと長い時間、漁をするべきだ。

それであまった魚は売る。

お金が貯まったら大きな漁船を買う。

そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。

その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。

やがて大漁船団ができるまでね。

そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。

自前の水産品加工工場を建てて、

そこに魚を入れる。

その頃にはきみはこのちっぽけな村を出て

メキシコシティに引っ越し、

ロサンゼルス、ニューヨークへと

進出していくだろう。

きみはマンハッタンのオフィスビルから

企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから?

そのときは本当にすごいことになるよ」

と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、

海岸近くの小さな村に住んで、

日が高くなるまでゆっくり寝て、

日中は釣りをしたり、

子どもと遊んだり、

奥さんとシエスタして過ごして、

夜になったら友達と一杯やって、

ギターを弾いて、

歌をうたって過ごすんだ。

どうだい。すばらしいだろう」

———————————-

ちょっとドキっとさせられる話ですよね

この話からいろんな学びがありますが、

働き過ぎちゃいけないって話だと私は感じました

「お金は全てではない」

というのは私はきれい事だと思います

だいたいの人が悩むことは、

お金があれば99%は解決できると私は思います

経験的に言って、

月収100万くらいまでは、

「収入=幸福感」と比例するのは間違いないです

ただ、これが月収200万、300万と増えた時に、

経験的に言っても

「収入=幸福感」

とはなりません

こういう段階になった時には

収入を増やすことよりも、

生活の質を上げることを考えることを

オススメします

海外旅行に行けばインパクト大

普通の人が行かないような場所なら

もっとインパクト大!

すごいゴージャスな食事をすればインパクト大

それが好きな人となら

もっとインパクト大!

今年の最初に川島塾に参加した時に、

川島和正さんから

「預金通帳の0を一つ増やしたところで、

そんなに使いきれませんよ

お金を稼ぐことに集中しすぎず、

思い出に残る行動にも集中しましょう」

と教えをいただき、

今年はおかげさまで、稼いで遊びまくっています

今年の一年は本当に充実していて、

毎月毎月何をしたか思い出せるくらいに、

思い出にあふれた一年になっています

まずはしっかりビジネスに取り組んで、

稼ぎましょう!

そして、お金をかせぐだけに集中せずに

生活を豊かにするために楽しいことを

いっぱいするのも大事ですね

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