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前回のおはなし
第3話:自分を思い出す魔法|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語
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フリーランスwebデザイナーになりたい!
そう肚できめた
自分の意思で人生を生きること。
自分の意志で仕事を作る事。
そう思った時に出てきたのがフリーランスという働き方だった。
独立を見越して会社を変え、
2年働いて独立するつもりだった。
前の上司「独立するのに10年はかかるぞ」
そんな言葉がよぎったが、
あまり気にしないようにしていた。
〜〜〜〜入社4ヶ月後〜〜〜〜
新しい会社に入り、前の会社より楽しかった。
自分はわくわくしていた。
でもそれはほんの序章で
そんなわけにもいかなかった。
ある日のこと。
上司「小林君、君はクビです。」
自分の働き方・考え方と会社とたびたびミスマッチが起きていた。
たびたびもめ合いになったりしていた。
そして宣告されたのはクビだった。
上司「会社を変えるのかな?いいと思うよー。でも独立は考え方見直さないと長くかかるとおもうぞ」
「・・・・・・・・。わかりました。」
何もなくなった。
夢も希望も。
どうやって生きていけばいいんだろう。
希望を作ったらだめなのかな?
こんな自分はだめなのかな?
自分を責めずにはいられない。
帰りの電車の中で心はしくしく泣いていた。
〜〜〜〜とりあえず再就職〜〜〜〜
とりあえずお金を稼がないといけないので
色々会社に応募してみるが
全く当たらない。
行動は応募に移っているけど
本心は気持ちが全くのっていなかった。
自分の気持ちはドロドロしていた。明らかに焦っていた。
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜再就職先探さないと。。。。」
「でもなんかやる気が無い。でもやる気をださねば。。。。」
ほんとのところ受かる受からないよりにも
独立したいのにできない自分に葛藤していた。
苛立ちを感じていた。
結局、応募した会社は全滅。
ただただ呆然としていた。
退路をたたれた。
どうしようどうやってこれから生きて行けばいいんだろう。
ひそかに希望も抱いていた。
「これはひょっとしたらフリーランスになれという神のお告げでは?」
という謎の発想からフリーランスになる方向性を考えていた。
相談する
この時、web制作の師匠みたいな人に定期的に会っていた。
もともとは2年ごしで独立を考えていたがまさかの4ヶ月で退社。
しかもクビになるなんて。
おそるおそる相談してみた。
こばけん「師匠、わたしやっぱり独立しようとおもいます。」
師匠「ん、いいんじゃない。やってみれば。」
意外とあっさりだった。
独立は意外と簡単にできるのか。
不安も入り交じりっていたが行動をしないとはじまらない。
「わかりました!やってみます。」
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【言葉のこだま】
前の前の上司「独立するのに10年はかかるぞ」
前の上司「でも独立は考え方見直さないと長くかかるとおもうぞ」
上司の言葉がこだましていたが見ないようにしていたつもりだった。
次の日に税務署に個人事業主届を出しに行った。
2013年5月コバケンフリーランスとして開業
そしていい気になっていた
フリーランスになったと周りに言ったりすると
「おーーーーすげーーーじゃんー!こばけん」
とかそんな風に言われて嬉しかった。
なんだか強くなった気になった。
「ついに独立しちゃったもんね、えへへへ」
その時はなんだかうまくいく気がしていた。
自分のサイトや名刺も作ったりワクワクしていた。
なんだか上手く行く気がしていた。
でも実際はそんなこともなかった。
不安最高潮
といい気になったのもほんの数日。
生活資金1ヶ月半・クライアント0で独立。
このとき全資金は1ヶ月半くらせるくらいだった。
両親もいないので本気で困った時は本気でまずい。
仕事はいくつか頂いていたが生活ノルマは全然いかないし
このままだとお金が0円になってしまう。
自分の不安は頂点に達していた。
頭の中がぐるぐるしていた。
「あ〜〜〜〜〜周りに独立するって宣言しちゃったけど
まさかの1ヶ月で終了???ほんとかっこわるい。。。ありえない。。。」
「お金どうしよう。。。バイトでもする・・??探さないと。。。」
「今ある仕事もどうしよう。。。納期がピンチ!」
「消費者金融使う?う〜〜〜んどうしよう。。。。。」
どうしよう
どうしようどうしようどうしよう
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
追い込まれていた。
フリーランスなんて自分にはまだはやかったのか。
会社って改めてすごいところだとおもった。
毎月絶対におかねがはいってくるんだ。
でもフリーははいってこないかもしれない。
常にその不安と向き合う必要がある。
こわいこわいこわいこわい。。。。。。
逃げ出したくって仕方がない。
誰かに頼りたいけど頼る人がいないよぉ。。。。
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そんなときにYさんに言葉をおもいだした。
Yさん「「自分の感情を感じてみたら?寂しい時は寂しくていいんだよ。」」
そうだ、
自分の心を見るのを忘れていた。
自分の感情を感じてみる。
ぐわーっと包まれていた。
自分が不安まみれなことを
改めて気がついた。
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なんだ、問題だと思っていたのは
自分の思い込みだったんだ。
自分は生きてる。
根拠はないけどなんとかなる。
そんな気がしていた。
実際になんとかなった。
お金が廻る仕事がはいってきて
不安がありつつも食べられるようになった。
このとき感じたのは自分の限界を決めているのは自分だと思った。
そして限界をこえられないのは感情が蓋をしていたんだ。
そう悟った。
自分のワクワクに従っていって
不安を受け入れて進んでいけばいいんだ。
自分の運命を委ねることに覚悟ができたときだった。
それから1年半がたち、驚愕の事実・思い込みに気付く。
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小林謙太郎(こばけん)
動物占いは狼/1988年生まれ。
陰陽五行は水の弟。
座右の銘は「幸せ・自由は思い出すもの」
■現在の活動
01 web制作・コンサル事業
Kobaken Official Web(事業サイト)
02 好きなことを事業にするスモールビジネスコンサルティング
http://kokoroodoru-job.com/service
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