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15/1/9

真にネガティブな人からしか、学ぶことができない!?「ネガティブ力」を引き上げる考え方について、真剣に考える話。

Image by Olia Gozha

みなさんの身の回りに、ネガティブな人、ポジティブな人、いますよね?

ネガティブな人は、出来事を悲観的に捉える、表情が暗い、言葉が後ろ向き、しかも人の悪いところばかりに着目したり、、、周りの人を嫌な気持ちにさせる、等と思われているのではないでしょうか。

一方、ポジティブな人は、出来事を楽観的に捉える、いつも笑顔で明るい、前向きな言葉が多い、人の良いところに注目することが上手、、、と言った具合に、周りの人を良い気持ちにさせることが上手と思わることが多いように思います。

もちろん、同じ人でも、状況によってネガティブになったり、ポジティブになったりすることはあります。

今回は、真にネガティブな人の思考から、「ネガティブ力」を、引き出してみたいと思います。

「ポジティブになる」方法の類いのハウツー本や、インターネット上の情報は、いくらでも見つけることができるのですが、意外と、「ネガティブ力」であったり、「ネガティブの作法」を、見つけることは難しいのです。

あまり知られていないかもしれませんが、真にネガティブな人は、想像を絶する程の「ネガティブ力」をもっており、「ネガティブの作法」をマスターしているのですが、そういった方の活躍が記録されていないことは、残念でなりません。

そこで「ネガティブ力」を真剣に考える、本ストーリーを作成してみました。ケースを交えながら、「ネガティブ力」に必要な考え方をご紹介しております。みなさまの「ネガティブ力」を引き上げる、一助となれば幸いです。

ネガティブ思考を鍛えるケース①〜義務感をもつ〜

しばらく連絡をとっていない友人からメールが来た!あなたはどう感じますか?

「嬉しい」とか、「懐かしい!そういえば何してるんだろう?」と感じてしまう方、ネガティブの作法に反しています。

ネガティブ力を鍛えるためには、「うわ!メールだ。読まなきゃいけない。返信しなきゃいけない。。」と感じることが必要です。

義務感を持つというのは、ネガティブ力の考え方の一つであることを肝に銘じてください。

ネガティブ思考を鍛えるケース②〜全不能感をもつ〜

仕事でチャレンジングな課題を与えられました。さあ、どう考えるのが「正しいネガティブな」思考方法でしょうか。

「出来るかどうかわからないけど、やってみたい!」「成長する良い機会だ!」そんな風に思ってしまったら、ネガティブを習得する立場としては、まだまだです。

もちろんここで必要なのは、「自分に出来る訳がない。かと言って、その課題を断ることもできない!」という考え方と言えるでしょう。

「できる訳がない。断ろう!」という思考はどうでしょうか。これはネガティブ力が少し弱いです。なぜならば、「断ることができる」と、無意識的に自分の能力を信じてしまっているからです。

自分には何もできない!という全不能感。これも、ネガティブ力向上には不可欠でしょう。

ネガティブ力を鍛えるケース③〜問題が発生するという信念〜

飲み会の幹事をやることになりました。人数を少なめに予約していたのですが、当日になって、ドタ参が決まった方が3名。

「参加者増えてよかった。盛り上がる」等と楽観的に考えてはいけません。ネガティブ力が眠ってしまっている証拠です。

ここでは、「当日になって人数が増えちゃった!席がなかったらどうしよう!お店の人に料理の準備が出来ないって言われたらどうしよう!!」と、問題が発生することを信じて疑わない姿勢が問われています。問題が発生するリスクが何%であるか、等と現実的なことを考えるのではありません。

問題は必ず発生する、この信念は、ネガティブ力を支える根幹とも言えます。

アナタの中にも眠っているはずの、「ネガティブ力」を、呼び覚ませ!

本ストーリー内では、ケースを3つご紹介しました。「そんな風に考えるか?」「後ろ向きすぎるんじゃないか?」と思うポジティブパーソンも多くいらっしゃると思います。

しかし、アナタの中にも「ネガティブ力」は眠っているはずです。「ネガティブ力」を呼び覚まし、日常の中に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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Image by Jukka Aalho

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