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15/1/4

第27話❀ 9割『捨てる』ことが人生開運進行形に

Image by Olia Gozha

花の色は人間の個性を意味している



佛説阿弥陀経の中の一節で


「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」と出てきます。


おシャカさまが弟子の舎利弗に極楽のありさまを語る中で、


「極楽の池の中には車輪ほどもあるような大きさの蓮の花が咲いている。 青い色の花には青い光が射し

黄色の花には黄色い光 赤い花には赤い光 白い花には白い光が射す。


それらはいずれもすばらしく美しい」 と続きます。



花の色は人間の個性を意味しています。


この語りを表す曲が・・・槇原敬之の作詞・作曲による


「世界に一つだけの花」



拘置所で出会ったやくざの若者と 仏教との出会いが自分を見つめ直す機会になった。

それからは、従来の私小説的な作風とは異なる人生をテーマとする作品を 手がけるようになり、事件から3年後に行きついたその成果が 「世界に一つだけに花」だった。

世界に一つだけの花

この歌を書き上げた時の様子を彼は次のように回顧している。

部屋の床に犬と寝ていてパッと起きたら、

ものすごくきれいな雨が降っている朝だった。

頭に浮かんでくる景色を文章化していくだけで自分が書いた感覚はなかった。
この曲を書けたこと自体自分の才能だとは思っていない。

神様のプレゼント(神託)である。そうでなければこんな曲は書けない。

 「ナンバーワンではなくオンリーワン」という主題は


「天上天下唯我独尊」という仏教の教えが念頭にあった。


『仏説阿弥陀経』の「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」という一節が

元になったとも語っている。
これは浄土には様々な色の蓮華が咲き乱れているが、
そこではそれぞれがそれぞれの個性に無上の尊厳性を

認め合い存在しているという内容である。(Wikipedia参照)

歌詞一部抜粋


NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one 

花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた 

ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね 

この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで

 バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている 

それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?



人と人を比較する・人と競争させる・人をライバル化する 勝ち負け意識 は


一部の時代錯誤の受験指導者がブログで人の心理利用し煽ったり 受験をゲーム化し・・・ ライバルは・・・今こうしているからと・ネットで発信し


受験指導者という大人が率先しそんな現実・・・



今日「自分の個性や特性って今でもわからないから 自分は何をしたらよいか悩む」


って友人が言っていました。



私も少しも前まで同じ気持ちでした。


自分のことがわかっているようで実は一番よくわかっていなし


日本の教育の中では、「個性」を伸ばすことに重きを置かず 「弱み」を平均値に持って行くことに力を注いでいるので 「強み」に目を向けるコトって「教育」においても 「社会人」になってからも「ミス」をすることを悪とし 個性を出す機会もなく~



自分の嫌なとこは意識して出さないようにするのが人間


つまり「見えている相手」の姿は本当の姿ではないし 自分も「良く見せよう」と 「嫌なところ」はわかっていて出さないようにしているし


「弱み」を隠すことに意識が向き 「強み」「得意」「特性」を出す機会ってないから 考えるコトもない・・・



しかし、本当には「個性」「強み」を一人一人出していいと


仏の世界でも歌の世界でもあるのに・・・

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