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14/12/14

小学校教員が安定した職を捨て、家族を日本に残し、発展開発国に単身赴任した話(2)

Image by Olia Gozha

憧れの小学校教員に!でも実態は……。

娘が小学校に上がるのと同時に、

私も晴れて小学校教員になれました。


娘を育てた経験から、

「子どもたちにはこういうことを教えたい!」

というものがありましたし、

つれあいが一足先に教員になっていたので

その様子を見ながら

「私もこんな学級経営をしたい!」

というものがありました。


ところが、実際に教員になってみると……

理想と現実のギャップにさいなまれることになります。

それでも1校目は良かったのです。


全校20名にも満たない酪農地帯。

素朴な子どもたちとお酒好きの保護者さんたちと、

仲良く楽しく過ごしました。

娘も同じ学校の児童として、

5年生までを過ごすことになります。


2校目は都会の端っこにある、

小中併置校に赴任しました。


ここでも児童・生徒は可愛く、

保護者の皆さんにはたくさんの協力をいただいて、

私は小学校教員と中学校教員(音楽)の

両方の経験をすることができました。


ただ、この頃から、

やけに書類が増えたなあという感じはしていたのです。

もともと体を動かすことが大好きな私、

もっと子どもたちと遊びたいのに、

休み時間も書類を書いて終わることが増えてきました。


そして3校目、

この都会の小学校に赴任したあたりから、

薄々感じていた違和感が大きくなっていきます。


私は何のために教員になったんだろう……。


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