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14/12/6

フィリピン人の彼女と会って5日で婚約して結婚しなかった話 - (2)彼女との出会い

Image by Olia Gozha

引き続き、ネットで世界を探索中。

フィリピンのサイトは所々タガログ語だけど、

基本英語なんだね。

英語ならなんとなく雰囲気でわかる。

最近の出来事って何かな?

写真付きのニュースを眺めてみる...


政治家の汚職

「どこの国も同じようなもんだね」

台風接近

「マニラで洪水とか日本でもたまにニュースで見る。日本の方にも来るのかな?」

反政府ゲリラ

「まだあるんだね・・・」

チャット

「ふーん。んっ!?チャット?」

むむむ。

どーせまた、ユーザ登録しろって

言われるのがオチでしょう?

おや?

ゲストさんいらっしゃいみたいなのあるよ?

これは、もしかして、

異文化交流のちゃ~んす。

「nihongo dekimasu」

「にほんごできます?一気にハードル低いプロフィールの人見つけたw」

以降は、全部ローマ字入力での会話

「こんにちは、日本語OK?」

「大丈夫よ。日本で仕事したことあるから。あなた日本人か?」

「はいそーです。」

「どこ住んでる?仕事は、なにしてる?奥さんいるのか?どーしてここにきた?」

「日本の食べ物おいしいね。・・・・・」

「・・・・・・」

「・・」

ぽんぽん飛んでくる彼女の質問に

ザックリ答えて一息。

顔も名前も、

ましてやホントは男かもしれない相手...

きわどい質問は適当に流して答えていた。

異文化交流というよりは、

ありがちな外人さんトークで

軽く盛り上がり

「じゃ、そろそろ終わります。」

「もうおわり?じゃこれ。わたしの」

「ケータイ:090-○○○-□□□」

「メアド:xxxx@xxxxx.com

「えぇ!そんなの教えちゃっていいの?」

「あなた、やさしいからいいよ。」

「まじで?」

「なにか問題あるか?」

「べつにありませんw」

「じゃ、またね。」

「はーい」

これはきっと、騙されているに違いない。

でもなぁ~、何もしなければ、

いつもと同じ退屈な毎日か...

まっいいか、たとえ嘘でも相手は海外、

何がどーなるわけでもないないし

メールの1通ぐらい。

「さっきは、どーもね」

「うわぁ、ビックリした。ホントにメールきた。」

「え!えぇぇぇぇ?」

あとから聞けば、

連絡先教えてもそれっきりで

音沙汰なしがほとんどだったらしい。


「はいこれ、私の写真ね」

「あっ、ホントに女のひとなのね」

「なんで?ウソ言ってどーするの?」

「そーだよね~」

「あなた、Skypeできるか?」

「やればできますけど?」

「なら、顔見て話すか?」


このとき既に、

異文化交流の波に完全にのまれていた...


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