引き続き、ネットで世界を探索中。
フィリピンのサイトは所々タガログ語だけど、
基本英語なんだね。
英語ならなんとなく雰囲気でわかる。
最近の出来事って何かな?
写真付きのニュースを眺めてみる...
政治家の汚職
「どこの国も同じようなもんだね」
台風接近
「マニラで洪水とか日本でもたまにニュースで見る。日本の方にも来るのかな?」
反政府ゲリラ
「まだあるんだね・・・」
チャット
「ふーん。んっ!?チャット?」
むむむ。
どーせまた、ユーザ登録しろって
言われるのがオチでしょう?
おや?
ゲストさんいらっしゃいみたいなのあるよ?
これは、もしかして、
異文化交流のちゃ~んす。
「nihongo dekimasu」
「にほんごできます?一気にハードル低いプロフィールの人見つけたw」
以降は、全部ローマ字入力での会話
「こんにちは、日本語OK?」
「大丈夫よ。日本で仕事したことあるから。あなた日本人か?」
「はいそーです。」
「どこ住んでる?仕事は、なにしてる?奥さんいるのか?どーしてここにきた?」
「日本の食べ物おいしいね。・・・・・」
「・・・・・・」
「・・」
ぽんぽん飛んでくる彼女の質問に
ザックリ答えて一息。
顔も名前も、
ましてやホントは男かもしれない相手...
きわどい質問は適当に流して答えていた。
異文化交流というよりは、
ありがちな外人さんトークで
軽く盛り上がり
「じゃ、そろそろ終わります。」
「もうおわり?じゃこれ。わたしの」
「ケータイ:090-○○○-□□□」
「メアド:xxxx@xxxxx.com」
「えぇ!そんなの教えちゃっていいの?」
「あなた、やさしいからいいよ。」
「まじで?」
「なにか問題あるか?」
「べつにありませんw」
「じゃ、またね。」
「はーい」
これはきっと、騙されているに違いない。
でもなぁ~、何もしなければ、
いつもと同じ退屈な毎日か...
まっいいか、たとえ嘘でも相手は海外、
何がどーなるわけでもないないし
メールの1通ぐらい。
「さっきは、どーもね」
「うわぁ、ビックリした。ホントにメールきた。」
「え!えぇぇぇぇ?」
あとから聞けば、
連絡先教えてもそれっきりで
音沙汰なしがほとんどだったらしい。
「はいこれ、私の写真ね」
「あっ、ホントに女のひとなのね」
「なんで?ウソ言ってどーするの?」
「そーだよね~」
「あなた、Skypeできるか?」
「やればできますけど?」
「なら、顔見て話すか?」
このとき既に、
異文化交流の波に完全にのまれていた...