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次の日、母と総合病院へ行った。
全く大したことないと思っていたし、病院が終わるとそのまま学校に行こうと思い、制服で行った。
検査の結果は
特発性血小板減少性紫斑病
(とくはつせい けっしょうばんげんしょうせい しはんびょう)
ITPとも言われている。
発症率は年間10万人に1人。
原因不明の病気難病にも指定されていて
普通の人の血液中には10万〜40万個の血小板が含まれているが
私には3千しかなかった。
(それは無いに等しい数値のようだった)
そのまま入院となり
薬と点滴で様子を見る事になった。
薬を飲んでも、点滴をしても
あまり良くはならなかった。
2週間後には退院でき、
一度退院して、薬を飲みながら通院した。
だけど1ヶ月程後にまた入院することになった。
今度は手術の為に。
脾臓を摘出することになり
私の脾臓はどのくらいから分からないけど大きく膨れていたようだ。
何が原因かはわからないが、私の脾臓は必要な血小板まで壊していたみたいでした。
脾臓をとってからは、どんどん血小板の数値もあがっていった。
たとえ脾臓を摘出しても再発する可能性が10%ほどはある。
だけど2週間後には退院もでき、
高校3年生なってもなにもなく
私は無事高校を卒業することが出来た。
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