top of page

14/11/10

世界一臭いシュールストレミングの美味しい食べ方を検証する

Image by Olia Gozha

蝿の大群に襲われる

シュールストレミングを見事に開缶したググレンジャー。


缶を開けるだけでも大変な思いをしたのに、これから世界一臭い食べ物を食べないといけない。全員がやりたくない空気を出しているが、シュールストレミングはAmazonで購入するとおよそ5,000円もする高級缶詰である。

結構な出費をしているので今更やめる訳にはいかない。


臭いにおいに誘われて蝿が一斉にググレンジャーの周りを覆い尽くす。

今までは全く見当たらなかった蝿だったが、シュールストレミングの臭いは隠れていた蝿まで集める力があるようだ。


それではいただきます!

まず一品目はシンプルに「刺し身」。

刺し身にはワサビをつけて食べるため、シュールストレミングのものすごい生臭さでも消してくれるだろう。みんながそう思っていた…


それでは一斉に、「いただきまーす!」


全員が一斉にシュールストレミングを口に運ぶ、口に入れた瞬間はワサビのおかけで、生臭さを感じない、しかし噛んだ瞬間、ワサビでも消すことができない生臭さと強烈な臭いで嗚咽を始めるググレンジャー。


一品目からすでにもうやめたいと逃げ出すメンバーまで出る始末…こんなにもシュールストレミングという食べ物は強烈なのかと、初体験の食べ物に驚愕したググレンジャーだった。


チーズの上に載せて食べてみましょう!

シュールストレミングはニシンを塩漬けにして発酵させた食べ物。そしてチーズも同じく。

同じ仲間だから美味しく食べれるだろうと意味の分からない解釈をしたググレンジャーは、チーズの上にシュールストレミングを乗せて食べたら美味しいだろうと思い、チーズシュールストレミングを食べる。


その時事件は起こった。

グリーンの口の中に入ったはずのチーズストレミングが見事に飛び出したのだった。

さけるチーズ、とろけるチーズはあっても”飛び出すチーズ”が見れるのはググレンジャーだけだろう。


おにぎりにして見えなくしてみよう!

シュールストレミングが見えるからダメなんだ。

見える状態だとおいしくないという先入観があるからマズいんだ。とおにぎりの具として食べることに。しかしおにぎりは2つしかない。

この2つしかないおにぎりを食べる”選手”はジャンケンで決めよう!

負けた2人が食べるんだ!ととうに30歳を超えたおっさんレンジャーが真剣にジャンケンを始める。


そしてジャンケンで負けてしまったブルーとサブエボがシュールおにぎりを食べることになった。

ブルーはこれまでのシュールストレミングとの戦いでほぼ体力が残っていない。そんな状態でもシュールおにぎりを食べないといけない。

なぜなら彼らはググレンジャーだから…

しかしシュールおにぎりを頬張ったブルーは完全にグロッキー状態。もう体力の限界を超えていた。


最後にシメのシュールお茶漬け

お茶漬けは熱湯でシュールストレミングの生臭さを消してくれるかもしれない
。そしてワサビもある。

この2つの”モノ”が奇跡を起こすことになる。


ピンクが先に食べ、今までよりは一番食べやすいけどやっぱりダメだな。と言い次のメンバーに渡す、そしてシュールおにぎりでグロッキー状態になっていたブルーの番になった。


完全に体力がなくなっているブルーがこれを食べれるわけがない。だれもがそう思っていた。

なぜか、今までのように嫌がっているリアクションをしないブルー。

あれ?と言いながらもう一度シュールお茶漬けの味を確かめる。そしてあれよあれよという間に完食してしまった。


シュールストレミングの美味しい食べ方は「お茶漬け」で決まりだね

これまでシュールストレミングを様々な食べ方をしてきたが、シュールストレミングを美味しく食べるには2つのポイントがあるということを見つけ出した。その2つのポイントとは、


・Point1:火を通すこと(熱処理をする)

やはり生はきつすぎる。熱処理することである程度の生臭さが消えなんとか食べれるような状態尾になる。


・Point2:ワサビを使う

ワサビは最強だ!


というわけで、世界一臭いと言われているシュールストレミングを美味しく食べるにはお茶漬けにするとイケるという結果を導き出したググレンジャーなのであった。


▼シュールストレミングを美味しく食べることができるのか?-うぇぶ戦隊ググレンジャー

http://googlenger.com/gourmet/surstromming_eat/

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page