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14/10/19

【第9話】一人の理学療法士が85歳のおばぁちゃんと蝶ネクタイブランドを設立するお話。

Image by Olia Gozha

蝶ネクタイとの出会い、そして・・・


みなさんこんにちは。

昨日はアクセス過多でサーバーダウンし、毎週土曜日発刊が遅れてしまい申し訳ない。


さて、今回はいよいよ堀山と蝶ネクタイとが出会う、待望のエピソードだ。


皆さんも思い当たるふしがあるとは思うが、

大切な人や物との出会いとは割とあっさりしていて、思い出そうとしてもなかなか思い出せない。

でも気付いたら自分にとってかけがえのないものになっている。

そんなものではないだろうか。

でもきっとその出会いは必然で、神様がくれたプレゼントなのかもしれない。



堀山と蝶ネクタイの出会いも、あっさりしたものだった。

今回のSTORYはあっさりしたものになると思う、安心して最後まで読んで欲しい。



あれは、就職して2年目の秋。

大学当時バイト仲間だったM君の結婚披露宴にお呼ばれしたときの話だ。

M君は、基本的に口元がゆるく開放的で、だらしなく見えるが、自分の夢に向かって着実に努力する、しめるとこはしめる、そんな男だった。

そんな彼が選んだ結婚披露パーティーの場所は、神戸のレストラン。

開放的なレストランで、ライブのようなものもあるらしい。


堀山「ふむ、M君らしい、開放的だけど、しめるとこしめる、そんなパーティーになりそうだ。」

堀山B「うーん、これは普段のようなネクタイはちょっとふさわしくないかも知れないな・・・」

堀山「たしかに、悪くはないけど、TPOに合ったもっといいチョイスはないだろうか。。」

堀山B「かといってノータイっていうのも、開放的すぎてしめるとこしめられないよねー。」

堀山「・・・・・・・・・・・・・そうか!」

堀山B「・・・・・・・・・・・・・・そうか!」

堀山・堀山B「蝶ネクタイだ!!!!!!!!」



こうして、堀山は、人生初の蝶ネクタイを付けることになった。




結婚式の当日。

意気揚々と愛知を離れ、古巣神戸に向かった。


会場に到着。


なつかしいメンバーが出迎えてくれた。

みんなが口を揃えて言った。


「マクドのバイトあがり?」




出会いと、そして・・・別れ。

おわり。



タイトルが気になって読んでくれた方には申し訳ない。お気づきの方もいるかもしれないがこのSTORY、もはや私の仕事を振り返る場になってきている。ブランドのブの字も蝶ネクタイの蝶の字も出てこない。ブランドの結果がどーしても気になる、そんな早合点な方には公式サイトをご覧いただきたい。(tsutau 公式サイト http://cocohale2012.wix.com/tsutau


続く


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