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14/10/12

YoU are free.

Image by Olia Gozha

朝顔洗って鏡に映るジブンを見たとき、
夜お風呂に入って鏡に映るジブンを見たとき、あなたはジブンがジブンだってわかるだろうか。
寧ろ忙しい毎日の中で、そんなの気にしている余裕はないかも。


これは、私が働きすぎて頭がパンクしてしまった出来事、

そしてその日々の過程や想いを




勝手に書きまーす笑


                     

通りすがったアメリカン「it's free to do you~★」

Me「Yes, I'm free~♥”」


無邪気なコドモ「ぱんくぅ~???」

Me「そう、PANKUuuぅっ!よー^^」



                           



パンクした頭の中は、

本当は、言葉や文では表現出来ないくらいのものだから
人は経験した事しか分からないから
それ以外は自分で想像したりするしかないから




Are you ready?



偶々通ってしまった僕「え?なんすか?僕ノーイングリッシュっす。」



知的なOL「そんな心の準備が必要なものなの ??」


人の話し聞いてないおじちゃん「…ん?いやまだこれを飲み終わってからにしてくれないか〜」



真面目な医師「オペの準備、整いました。お願い致します。」


Let’s go !! 


通りすがったアメリカン「Oh!You are good at english*」

噂話が好きなおばちゃん「なんか、ワクワクしちゃ〜う♥GO~GO~!!」





2012.2.14

その日は新しいマンション契約のため、高円寺の不動産屋さんに行ってた。


住んでたマンションの2年契約が終わり、やっと引っ越せる、しかも今度は新築で、メッチャ綺麗!


家賃もまあまあで、オートロック付いてるー!



Me「わ〜い!!オートロックだってあるんだぞ☆」

真面目な医師「オートロック、完了しました。」





こんなに歓喜をあげたのには、理由があった。

当時住んでたマンションには良い思い出がなかったからだ。



・引越してから最初に変な嫌がらせを受けた

(ドアノブに下着がかけてあったり、玄関出た一歩先に犬の糞みたいのがあったり…)

「わたしこんな趣味の着けない。」

「野良猫いたからネコのかなー、でもネコにしては大だな〜笑」


明らか隣人じゃないかと、疑ったけど恐くて言い出せなかった。


・仕事が安定せず、飢えたり。。。

スーパーにてオバちゃんが、安い食パンに値引きシールを貼るのをずっと待ってて、

そこで2つくらい買い冷凍庫で凍らせて、食べるときに焼けばよかった。

「値引きされて1個60円くらい。スーパーの側に公園にホームレスさんが群がっている。私もそのうちあの中に入りそうだなー…」

「…ごめん。ビールどころじゃなかったんだね。おじさん、今は飲まないよ(泣)」



〝1日100円で、どんだけお腹を満たすか〟


これが私のミッションとなってた。


これが一番ピークの時には、毎日すべてのことにイライラいていた。精神的にかなりきていた。

マンションの外から聴こえる小さい子のはしゃぐ声、なんで?なんで? そんな楽しそうなの。

私こんなに苦しいのに。なんで私だけ。。。。ジブンだけ苦しい、そんな自分勝手なことしか思えないほど切羽詰まっていた。  この時私は、最悪にも、ニュースであるような無差別な殺人を犯す人の気持ちまでも解ってしまった…ただ、私はそれに対して我慢が効いただけだ。


それは人間がジブンの限界に達した時に、ジビンを抑えられるかどうか、我慢できるかどうか、

たったそれだけの差だった。





因みにバイトが決まってからは、賄いをたくさん食べる子となった、幸せだったー。


「わ〜、ごはん喰えるー♪」

「ミッション、クリアしました。」



嫌な仕事もすぐ辞めるべきでないと学んだ、そんな23さいだった。


「あ、俺より年上っすね!」

「うるせー」




そんな思い出ともオサラバするため
不動産屋さんに行き、前金を駅のコンビニのATMに振込むため、列に並んでた。

なぜか混んでた。


そして、自分の番になった。
私の後ろには未だ人が並んでいた。


いつも通り振込む。振込額を間違え、再度振込みしようとした、

冷静に残額を計算して、すぐ終わる、…はずだった。


「私は、いつも冷静…なはず」

「何事にも冷静になって仕事に取り組むようにしてるわ。」



でも、計算しようとしたその瞬間、
頭がテンパりだした、
計算ができなかった、
いくら振り込んだらいいのかよく分からない、どうしよう、後ろには人が並んでる、
私は気が弱い人みたく、すみません、、とすーごい気が弱い人みたく言って、横にずれた。


「私はいつも気が強い…はず」

「それでそれで、どうしたの??ワクワク」



そんな自分を無理矢理落ち着かせ、なんとか振込みを終え、

不動産屋さんに戻り、動揺しつつ契約のすべてを済ませた。




帰途、あの瞬間の出来事がなんだったのか、わけ分からないまま取り敢えず家へと向かう。


その電車内、

後頭部に激しい頭痛、記憶がなくなり意識がとぶ感覚に陥った。


なんだこれ、このまま倒れるのか、
頭を抱え込む、


「頭が…記憶がとぶ、なんだわけ分かんない。。。」



そんな状態でも、最寄り駅を降り

なぜか家へと向かっているジブンがいた。



…‥
そして、なんとか家に着いてしまった。


ツッコミ役「着いたんかーい!笑」



ここで疑問が。

「What is it ? I accept your questuon!」



何で救急車呼ばなかったのか?
何で周りに助けを求めなかったのか?




「なんて、アホなんだろうか。」

「…sorry,I don't know......」



それはたぶん、
自分で何でもやってしまうタイプだからだ。

普段から人に助けてもらうより、助けるタイプだからだ。
人を頼るより、頼られるタイプだからだ。
しっかりしてた。ホントに。


だからたぶん、

声を出しちゃいけないように感じとったのかもしれない、
どうしていいか分からなかったんだ。と思う…


それなら寧ろ…

着かないでそのまま倒れた方が良かったのかもしれないと思う。笑。


「そうだな、そこで倒れてれば救急車で運んでくれたかもな。」

「そうだね、倒れたらよかったな。笑」




家に着いたら少しだけ治まった気がした。

いつもいる場所に安心したのかもしれない。


とにかく、すぐ寝よう!

「Good night ★」


「寝れば良くなると思ったらしい」



…だが、なぜかごはんを食べ始めた。


「喰ったんかーい!笑」


今思うと、
こんな状況でごはんを食べようとする自分の行動が素晴らしい。




「なんて、アホなんだろうか。」





ごはんは、食べられた。
さぁ、寝るしかない。


「とりあえずもう、早く寝なさい。」


この時もずっと頭は絶えずドクドク何かを訴えていたが、
そのピークは夜中だった。




2012.2.14の夜中

悪寒、高熱、頭痛


高高熱熱、意味わかんない。

計らなくたって、明らか40℃前後だ。

トンカチで後頭部を叩かれているような

痛いなんて言葉じゃ表現でいない頭痛、意味わかんない。
記憶がとぶ───
意識がなくなる───


「いや、意味分かんない。」

「…え!? そんなんなるの…どうしちゃったの?」



何が起きてんの?私はどうなるの?
そんな疑問も思い付かないくらい、すぐ精神をやられたと感じとった。


そして

このまま目を閉じたらもう開かないのかもしれない。



まだ

死にたくないよ




「やりたいことも夢も叶ってないのに死ぬんだ。悪いとこあったら、なおすから神様、たすけてください……」

子供みたいに縋った


救急車なんて頭に浮かばなかった



その時、親しい人、当時のバイト先の人、母親などに変なメールを送っている
内容ははっきり覚えてないが、だいたいこんな感じだ


「○○○○○○」

仕事多忙の親しい人「夜中にメール送ってくんな!」



「休ませてください、今休まないと私ダメになる○○○○○○」

バイト先の方「わかった! 休んで大丈夫だよ」


「お母さん迷惑ばかりかけてごめんなさい、お金が…○○○○○○」

(いつもはこんな素直なこと言わない)

ほんとに追いつめられた時、人はジブンを腹で育て産んでくれた人を求めるんですね。


「そうなのよね。」


etc…意味わかんない内容etc…


何でこんなんになっても
お金仕事が頭に出てきたのか?
それは、新居に引越す契約金のために、バイトを掛け持ちしたりなんだりでほぼ休んでなかった。


その時、頭の中はお金仕事に埋め付くされていたからだ。





後から知ることになるが、
人の頭はキャパシティというのがあるらしいのだ。


私の頭は
2012.2.14にそれを超えてしまった。



「よく覚えてるね?」

「バレンタインだったからね。お礼に少し渡そうと思ったの、部屋を探してくれたお兄ちゃんにね。」







そして

苦しみながらいつの間にか目を閉じてしまった、





「…This story will coutinue…‥」



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