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14/10/8

mixiで幼なじみと20年以上の再会をした話

Image by Olia Gozha

北国にいたとき、

隣の家に同い年の子がいて

仲がよかった

家は一緒の造りで屋根の色が違うくらい

私の家は赤、友人は青



その頃、うちの両親は喧嘩が絶えず

酷い時はリビングにも行けず、

兄と二人で二階にいるしかなかったくらい



そして、両親は離婚して、

私と兄は自動的に母親のほうについていくことになり

友人に別れも告げられないまま他県へ引っ越すことになった


それからは、お互い、それぞれの人生を歩んでいって

20年以上経った 


その時、mixiが流行っていた時で

私もよく活用していた。


なんとなく、北国にいたときの小学校コミュニティあるかな?と、軽い気持ちで検索したらあったので即参加


そして、『1年間しかいなかったんですが、こちらの小学校にいました。入学写真で泣きべそかいて写ってるのが私です』と、書き込んだ。

この時は『誰も反応ないだろうなー』と

軽い気持ちでいたんだけど


一件だけメッセージが来てびっくりした。


この時、誰かもわからなかったけど

メッセージ来たことが嬉しかった。


そして、メッセージでやりとりが

プライベートのメアド、そして電話番号と交換するようになりました

電話をするときは緊張した。

だって誰かわからなかったから

相手もどんな子だろう?という認識しかなかったようだ



そして、話をしてみると

『K市のどこ??』

『あたし?k郷の7条やで』


『え?!俺も!!』

『うちは赤い屋根だったから目立ってたわ』

『俺、青だった』


『え?!まさか隣の?!?!?!』


二人揃って爆笑

誰かわからないのに電話してたのが

まさか昔の隣人だなんて


こんな偶然ってある?!!!



そこからは、もう心が晴れて

『あの時何も言わず引っ越したからなー、ごめんな』と謝った


友人は、何もわからないまま急にいなくなった私の家の前で虚しさを感じていたらしい。。。




そして、友人が仕事の出張で関西に来ることになり

20年以上の再会ができた


お互い小さい頃しか知らないから

ほぼ。はじめまして的な感じ、、、も、なかった



それからは

私が北国帰ったら会うし

また、関西きたら会うようにしてる


今でもいいお付き合いをしています。


なかなか会えませんが、

もう、何も言わずいなくなることはない




mixiに本当に感謝した。






 


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