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この言葉を
言える人は
覚悟や責任感がある人だろう
だからこそ
この言葉を言える人は
そう 多くはないだろう
とある田舎町で
小さな診療所をやっている
医者がいた
その医者は
とても熱心な方で
1人1人のお家を
診療訪問していた
その地域には
ちゃんとした医者が
その先生しかいなかった
その先生は 毎日多忙
を過ごしていた
それもそのはず 毎日のように
1人1人の家にいき 患者さんの様子を見ていた
だけど その先生は
亡くなってしまった
その先生は
癌で 亡くなった
先生は
自分が癌なのにも関わらず
毎日 訪問治療を続けていたのだ
自分が病気なのにも関わらず
先生は病院にも
いかず 最後まで働いていた
働くと言っても
ほとんど お金なんて
もらってはいなかった
そのことは
誰にも 言ってなかった
みんな あとから知った
その先生は
自分が死ぬことを知っていた
そして
最後の最後まで
戦ったのだ
亡くなる時も 人知れず 静かに亡くなっていたと言う
私がやらなきゃ だれがやるんですか
その言葉が印象的だった。
こんなに すごい医者は 他にはいないだろう
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