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14/9/21

【44歳のおっさんが素人のままで現場仕事をやってみた】会社に入社するまで…

Image by Olia Gozha

家でずーとひきこもりをやってて、お金がなくなったので、ネットで仕事を探していると、なぜか近所に太陽光発電の施工会社の募集があった。

自分はエコロジーに興味があるし、ある意味でライフスタイルにもなっている。

太陽光発電はメガソーラーや売電となればかなり問題だし、環境負担も見過ごせないが、各家庭に太陽光発電を設けて自立して電力を作り出す事が出来ればそれはエコでもあるし、新たなイノベーションでもある。

だから、家から出れない状況だったが意を決してその会社の面接を受けてみた。

面接時に自然エネルギーやこれからの太陽光発電のあり方について自分なりに語ってみたが、その会社の社長はそこまでのビジョンはなさそうだし、社長は電気工事をメインにやってきた職人さんなので、そこまでの話についてこれるのではなく、「そこまで語れるなら営業をやった方がいいよ」と言われ、これはたぶん不採用だなと覚悟をして面接を終えた。

そのまま一週間面接の合否を待っている間もお金がなければ生きていけないので、とりあえず派遣の仕事を片っ端から入れてみた。

まずは◯シローのバックヤードの仕事。

しかし、擬似うつでひきこもり明けには、ス○ローの洗い場の仕事は負荷をかけ過ぎた。

案の定足腰に来て筋肉痛がこれでもかと襲ってきた。

某回転寿司で派遣の仕事をしていて凹むのが、レーンを何周もして時間が経てば全く消費者の口に入ることなく生ゴミとして廃棄されていく寿司のネタの多さ。

コンビニやファストフードなどの必要以上の安価で便利な商品やサービスの提供によるビジネスが日本をダメにしているのは間違いない。

その後も◯トリの徹夜の改装工事や某百貨店のディスプレイの撤収作業を入れながら面接の合否の連絡を待ちました。

そして、一週間後に面接を受けたこれからお世話になる会社の社長から電話があった。

来週から試用期間として働くことになった。

まぁ、自分にとある無茶ぶりというか「負荷」をかけてしまったので、お金の面からも意地でも逃げ出す訳にはいかない。

仕事はとてもハードっぽい。

屋根の上の作業は足腰にきつそうだし、これから真夏になるので生き死にの戦いになりそうだ。

とても44歳の素人のおっさんがやる仕事じゃない。

でも、これで「コンテンツがない」から情報発信ができないなんていうクソな人間から脱することができる。

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