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14/8/11

「青い星には」プロローグ

Image by Olia Gozha



____ズザザ...と、無刻みな音がする。

_________暗い。

目を開けることがなくても分かるこの感覚。

何なのだろうか。

いや違う。目を開けることが≪こわい≫のだ。


はっきりと言っておこう。

この物語を、読むべきではない。

その手に触れている、次のページは、できればそのまま動かさずに本を閉じてほしい。


それが、私の結論だ。


気持ちが悪い。無意味だ。汚い。

なんで私は、≪この世≫に生まれたのだろうか。_______

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