top of page

14/7/27

大学受験に失敗した話(小学校編1)

Image by Olia Gozha

うちは母親が厳しくて、小学1年生の時からものすごく勉強させられた。学校の宿題以外に、母親が買ってきた教材を毎日やらされていたのだ。そのおかげで、小学校で習う算数は小学4年生くらいで一通り学び終わってしまった。

6年生の教材が終わった日、あぁやっと勉強から解放されるぞ、と思っていたら、母親が中学受験用の算数の問題集を買ってきた。マジかよ、と思ったが、まぁうちの母親が勉強せずにいることを許してくれるはずもなのは薄々気付いていたので、そうかそうかと思いながらその問題集をやっていた。なぜ中学一年生の教材ではなく、中学受験用の教材なのかと疑問に思う事はなく。

その教材は1年以上やっていたように思う。中学受験用の算数ってめちゃくちゃむつかしいのだ。当時4年生の僕にはかなりでかい敵だった。もちろん当時は小学校ではほとんど100点しか取ったことがなかったが、その教材は最初のうちは本当に一問もわからなかった。それまでは母親が勉強を教えてくれていたのだが、その教材に入ってからはちゃんと教えてもらった事はなかった気がする。たぶん母親もあんまりよくわかってなかった。

その問題集と悪戦苦闘しているうちに、僕は小学6年生になった。夏休みに入る頃、両親が俺に「中学受験をする気はないか」と尋ねて来た。僕はその頃、例の問題集とも互角に戦えるようになり、けっこう天狗になっていたので、すぐに「やる!」と返事をした。ここまで母親の思うつぼだったと思う。

とりあえず志望校を決めようということになった。実は父親が愛知県で2番目くらいの中高一貫校出身で、はじめはそこを目指そうと思っていた。僕は小さい頃から剣道をやっていたのだが、そこを卒業すると、卒業生だけが入会できる剣友会に所属することが許されると知って、憧れていたいたのだ。しかし、いろいろ調べているうちに愛知県には魔境のような男子校があると知った。今から考えると人生のかなり大きな分岐点だったと思うが、僕はその男子校を目指そうと思ってしまった。思ってしまったのだ…

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page