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14/7/22

抱えてる彼女。

Image by Olia Gozha

僕の名前は雅 優(みやびゆう)

高校2年生で16歳の普通の平凡な男子高校生だ。

僕には可愛い彼女がいる。

家が逆だから、休み時間や昼休みに僕の所に会いに来てくれる。

そんな優しくて可愛い彼女だ。

でも、僕は少し気になっていることがあった。

最近の彼女は、帰りの時。

誰かに怯えているように帰るのだ。

僕はそんな彼女が気になって明日聞くことにしたんだ。

(次の日)

僕は朝早くから自転車で彼女の家の前に着いた。

インターホンをしようとすると、中からは『ドン、ドン、パリーン』

こんな音が聞こえる。

激しく肌が地面や壁にぶたれているような、激しい音。

でも僕は今聞こえた声ではっきりと今の状態が分かった。

「痛いっ!!痛いよお父さん!!っう」

彼女の苦しい声がきこえてきた。

彼女は虐待をされていたんだ。

「(たすけなくちゃっ…!)」

でも足がすくんで前へ進めない。

僕が割り込んでいいのか…?          家族の問題に割り込んで…

その時「優くんっ!…ッうぅ…優くんきて欲しいよぉ…た、すけ、てぇッ」

僕がここにいることを知らないのに、僕を呼んでいる声が聞こえた。

僕は玄関を勢い良く開けて、声のするリビングに入った。

そこには、頭から血を流し、父親らしき人物が花瓶を持って跨っていた姿。

「…ゆ、ゆぅく、んッ!」

「…お、まえ!!!夢(ゆめ)になにしてんだよっ!」僕は夢の上に跨ってる夢の父親を殴り夢を抱えて外に出た。

「ゆ、うくん…ありが、とう」

「喋らなくていいよ…                    病院に行こう?」

自転車では無理だと思うから、僕は夢をおぶって病院までおぶった。

それから僕たちは、一緒に住むようになり夢の父親は警察に出された。

今は幸せに暮らしてるよ。


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