top of page

12/12/10

今だからわかる、Startup weekendの本当の意味

Image by Olia Gozha

もし、Startup Weekendのイベントに参加していなかったら、今の私は存在しません。それはなぜなのか?これは、今の私達を作り出したストーリーです。

後にビジネスパートナーとなった拓郎と会ったのは、ちょうどJPMでのトレーニングを終えた頃の事でした。彼とは、会ってすぐに打ち解けました。(どのように出会ったかは“混浴で始まった開発:Storys.jp”を見てください。)

混浴で出会った日から、お互いに話すことは専らスタートアップのことばかりでした。(時々は、ナンパの話も…。)

 この時、拓郎と出会った後にStartup Weekendが開催されたことは、とても偶然でした。私達はもちろん迷う事無く、一緒にイベントに参加したのです。

 拓郎と私が話し合っていたことを理解した上で、やっとそのイベントの皮肉さがわかるでしょう。

 私達は、ビデオレジュメのプラットフォームというアイディアを考えていました。そして、彼を証券の世界から起業家の世界に引き込もうかどうかも、考えていたのです。もしもの話で、もし私がそうしたいなら、どのくらいの金額を調達したら仕事を辞めてくれるのか、と彼に聞きました。すると彼は、3000万円だと答え、それに対し、私は取引完了だなと答えたのです。彼は、全く信じていなかったでしょう。

The Pitch

 あの週末は、彼を納得させたと確信しています。その週末、ピッチをしたい、ピッチをした事あるという人々が誰でも参加できるイベントが開催されていました。最初は、ピッチする事に戸惑いを感じていましたが、勇気を出して列に並びました。列に並んだ事を、今では本当によかったと思っています。

 そこに出てみると、私達は、外国人と日本人のチームという事で少し目立っているようでした。私自身もすでに面白いと思われていると思っていましたが、私達を更に目立たせたのは拓郎の"F*** the boring resume!" という一言が、人々の関心を誘ったと思っています。

 

 ピッチした後、私達のアイディアに興味を持った大勢の人々に囲まれていました。その中で特別、私達にアプローチしてきた人物、それがIncubate Fundの和田さんでした。

最終的に私達は資金を調達し、私は拓郎との約束も果たしたのです。

こうして、今、人々に気に入ってもらえるようなStorys.jp というサービスを一生懸命開発している私達がいるのです。..

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page