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14/7/10

狭い価値観の恐ろしさ

Image by Olia Gozha

最近は本屋によく行きます。

どんな本がどれぐらい売れてるのか、

肌で感じるためにプラプラ何時間も放浪してます。

聞いたことも無い著者の本が「30万部突破!」

とか見ると、なぜか嬉しくなります。

オレの知らない世界のこのなんとかさんは

その業界では一端のスターなんだな。

30万部というと、ものすごくざっくり言って印税で3000万円か。。

とかちょっといやらしいことも考えつつ(笑)

本屋は最近のオレのイチバンのアトラクションと化しています。

で、いろんな本をササッと流し読みさせてもらってて、

とある本(名前忘れてしまいました。。)でオモシロイ話しがありまして。

「貧乏人ほどなぜかお金を使う」主旨の話し。

例えばオレはファーストフード店で800円の定食とか、

チェーン居酒屋で3,000円のコースとか

ふつうにありえないと思うんですよ。

ファーストフード店で800円だすならラーメン食いたいし、

チェーン居酒屋で3,000円出すならちゃんとした店でしっぽりいきたい。

でも、貧乏人(言い方が悪いですが適切な表現が思い浮かばない)

はそれをなんの疑問も持たずに当たり前に浪費している。

これって、ある意味恐ろしいと思うんですよ。

価値観が狭いから、

「ファーストフード店=安い」

「チェーン居酒屋=安い」

という一元的な思考しか働かない。

しかもその誤った価値観でむしろ高いコストを払っている。

価値観が広い人であれば、

「いや、ファーストフード店で800円とかないでしょ」

となると思うんだ。

その著書では回転寿司の例が上がってました。

マスコミの扇動によって、

「家族サービス=回転寿司」という図式が埋め込まれている。

回転寿司なんて行ったらけっきょく家族で数千円かかる。

100円均一の寿司ネタなんて、食材はどこの何物かわからない。。

それなら、ランチのフレンチで同じ金額で高い満足を得られるのにねえ。。的な。

でも「フレンチ=高い」という一元的な偏った思考で、

「家族サービスでランチのフレンチに行こう」という思考に行き着かない。

頭を使えない恐ろしさを、スッキリ言語化していた本だったのでとても印象に残りました。

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Image by Jukka Aalho

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