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14/7/13

ワインを作りたくて世界を旅してみる話 第九話

Image by Olia Gozha

予想外の幸運。

家なき子の状態のまま、さようならLA。

本当に大好きな場所。


宿泊していた友人宅を早朝に出発。目指すはとりあえずサンフランシスコ。

フリーウェイは混み合うことも無く、快調に私をサンフランシスコへ導いて行く。


「到着したら、とりあえずどこに泊まればいいんだろう?」

そんなことを考えながら途中にサービスエリアがあったのでマクドナルドで休憩。


携帯のメッセージ受信音が鳴った。

開くと、

"Where are you Kaori?"

それは、以前某所で知り合ったアメリカ人、リチャードからのメッセージだった。

"Where do you stay tonight? If you want, you can come to my house!(どこに泊まるの?うちに来てもいいよ!)"

なんと!出発日を特に伝えてもいなかった彼から偶然のメッセージ。

サンフランシスコまであと2時間、という距離での出来事だった。


英語での電話の会話が苦手だったので、すべてメールで会話。

"もうすぐサンフランシスコに着くよ。ありがとう!住所教えて!"

なんという幸運。


リチャードが住んでいるのは、サンフランシスコの隣町、オークランド。


私は、オークランドへと進路を変更し、車を走らせた。

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