中学生になったばかりの彼は 部活・試験 初めての出来事をどう頑張ったらいいのかわからない。問題を起こし、大人に否定され続けていた
問題を起こすたび「もういいかげんにしてほしい」精神的に追い込まれた母親が言った。
学校では成績が急降下、忘れ物、遅刻、脱走、さらにどんどん授業に遅れ、学校にまで居場所がなくなった。行きつく先は繁華街、日中はゲームセンター、夜はゲーム、親はスマホをかってくれないだけど、周りは持っている。自分だけは取り残される孤独感、俺は不幸だ 俺は不幸だそう叫ぶしかできなかった。
親はこづかいもくれくなった。だから、遊ぶお金は祖父の財布から、最初は100円だったのが、お札を抜き取ることも平気になってしまった。もう止めれれない。そういってもがく彼は暴れることで、SOSをだしていた。
そんな彼は、多くの大人がかかるようになった。その中で ようやく信用できそうな大人と出会えた 一時的な出会いであったが、自分をほめてくれたのだ。
相変わらず、学校・家では 否定しかされない日々 繰り返す問題行動に、中学校教諭が「夢はないのか?」「やりたいことはないのか?」「今からコツコツがんばれば必ずできる」的な熱く素晴らしい語りに親たちはうなずいていたが、彼には伝わらなかった。
ただ今の自分を何とかしたい、自分を変えたい、どうしたらええか、教えてほしい
時間通りに学校に行くこと。授業中は座って聞くこと。と言われたらできる。具体的な指示ならこなせる、こなした数だけ誉めてくれる、ほめられると悪い気がしない、意外とおれっていいやつかな?そう少しずつ思えてくる。自室やトイレにこもっていた日々から 外へ出たくなってきた。睨みつけていた親を睨まなくてすむことが増えてきた。中間テストより期末テストのほうが、点数上がっている。勉強ちょっとおもしろいかもしれない、ちょっとだけやけど なんか面白いかも。次のテストはもっと点数あげたいと思った。

その気持ちを大人に話した。「おまえならできる!」と言ってくれた。うれしかった。
マズローの欲求段階の図が頭に浮かんだ

生理的欲求 安全欲求を満たして 人としてつながって認められて 自己実現欲求につながる。
自己実現って結構ハードル高い。
子どもの夢を応援するため、まずは「食う寝る」を見直してみませんか?
まずは大人から
本日も拙い文章 読んでくださりありがとうございました