こんにちは!
ギタリストの「べっち」といいます。
今日は僕のシンボルマーク「ハゲ」について書いてみようと思います。
実は今年でハゲ歴20年!
ここまでハゲるには、いろいろなことがありました。
20周年!ハゲAnniversary!
ということで、ハゲになって、悲しかったこと、楽しかったこと、学んだこと、結婚できたこと、
などを記念に書いてみようと思います。
よろしくお願いします!
高校3年生の春、ハゲは突然やってきた。
ヘビーメタルバンドでギターを担当していた僕は、長髪を振り乱しながら通学する普通の高校生でした。(普通なのか・・・
そんなある日、突然学校で言われたのが
同級生A「おい。渡部。お前ハゲが出来てるぞ。」
べっち「え?マジで?」
触ってみるとツルツル〜。
あれ。ホントだ。
人生初の円形脱毛症です。
最初はこんな感じで

俗にいう10円ハゲというやつが、頭の天辺に3つほど出来ていました。
そのうち治るだろう。
と、特に病院にも行かずそのまま放置していると、10円が500円ほどに・・・
そして更にドンドン大きくなっていき・・・
べっち「マズイぜ!これでは沙悟浄になってしまう!!」

と、長髪ヘビーメタルギタリストとして危機感を感じ、慌てて坊主頭にしました。
すると、ハゲは思いのほか進行していて、

この様に、何個もハゲが出来ていました。
うおおお。これはおかしい。ということで病院へ。
べっち「先生。ハゲができました。たくさん。」
先生「円形脱毛症ですね。塗り薬出しておきます♪」
頂いた薬を塗りましたが、ドンドン髪は抜けていき、卒業式の前にはツルッパゲになってしまいました。
流石に、落ち込みました。
なんで自分だけこんなことになってしまったのだろう。
これじゃもう彼女も作れないんじゃないかと不安にもなりました。
見られるが辛かったので、学校でも帽子をかぶっていました。
普通なら怒られますが、僕は怒られませんでした。
同級生も何も言いませんでした。
特に髪の毛の話に触れることもなく普通に接してくれました。
18歳という年齢がそうさせたのでしょう。
高校3年生にもなれば、皆立派な大人なんですね。
そんな時、ふと小さいころ小学校とかにツルッパゲの子いことを思い出しました。
馬鹿にされたり、からかわれたりしてたけど、僕はされていない。
これは幸運なのか不幸なのか。
そんなことも考えたけど、その時は、髪の毛が無くなってしまい何も考えられませんでした。
今となってはいい思い出ですが、当時は辛かったです。

単発型〜汎発型まで、18歳の誕生日〜約半年で髪の毛が全部なくなりました。
その後、眉毛、ヒゲ、体毛も抜けていき、特に毛が生えることはなく高校を卒業。
そして何の目的も持たず就職。
その後も全く毛が生えることはなく、彼女もできず、仕事に明け暮れていたところ、
父親から
父「ツヨシ。大学病院に紹介状を書いてもらった。一度ちゃんと見てもらおう。」
べっち「うん。じゃ行ってみるよ。」
ということで大学病院に通うことに。

いろんな治療をしました。
ドライアイス療法
局所免疫療法(SADBE)
PUVA療法
ステロイド療法
この間、医大だけではなく、街の整体院にも行きました。
ここでは、吸盤を頭に付ける治療をした。
医大でも血行を良くするための治療をしていたので「血を集める」という意味では同じ効果を得たかったのかもしれない。
どちらも1年半ぐらい通っただろうか。