昔の腑に落ちなかった話を備忘録として書いてみます.
高校生の時の話です.
今でこそ毎日英語を使うような仕事に就くことが出来ていますが,高校生の時は英語が大嫌いでした.
高校では,語彙を増やす目的で毎日英語の小テストが実施されていて,落第点の人たちは昼休みにその再テストがありました.
予習も復習も全くやらない私は,結局適当に書いて再テストを繰り返していました.
ある日,あまりにひどいということで,当時何かにつけて頭を叩く怖い数学の先生に目をつけられ,放課後に職員室で再々テストをやらされることになりました.

案の定,間違う毎に頭を思い切り叩かれます.
某数学の先生「diversity ってなんて意味や!!」
はた「う〜ん,大学ですかねぇ.」
某数学の先生「アホか! バチーーーーン!!!」
という感じです.
叩くのもかなり強く叩かれるので,一瞬記憶をなくすくらいなんです.そりゃ覚えたことも忘れます.
こういう生活が続いたある日,その日のテストは「可算名詞と不可算名詞」でした.
数えられる名詞か数えられない名詞かを理解しましょうという話なんですが,こんな叩かれる毎日で怖いんですが,私の方も「分からない」という洗脳があって全く頭に入りません.
案の定私だけ職員室で居残りです.

某数学の先生「なんでお前は全然分かってないんやアホ!!バチーーーーン!!!」
はた「ひ,ひぃ!すみません!!」
もうこの頃はこの先生は恐怖の対象になってました.
分からないまでも,先生から出てくる質問に回答しようとない頭をフル回転です.
某数学の先生「... 違うわアホ!バチーーーーン!!じゃあ次や!!"food" は数えられるんか,数えられないんか!」
はた「ええ〜っと,数えられます!」
某数学の先生「数えられるわけ無いやろ!アホ!!バチーーーーン!!!」
はた「(朦朧,,,)」
頭はフル回転だけど,わからないんで勘で答えるのですが裏目に出てまた叩かれて意識が朦朧となる...完全に悪循環です.
某数学の先生「お前はアホか!!お前の身の回りで foods っていうものがあるか?ボケ!!!」
とか言われました.
こっちはこっちでなにか答えなきゃと思って頭がフル回転させてます.もうパニックでなんとか絞り出しました.
はた「は,はごろもフーズ」
某数学の先生「,,,,,」
はた「,,,」
某数学の先生「,,」
はた「,」
某数学の先生「,,次の問題や」
基本的にこの先生には叩かれたり暴言を吐かれたりの 3 年間でしたが,唯一この先生を論破した瞬間でした.
勉強なんて見向きもせずにドラゴンボールをまじめに見ていてよかった瞬間でした.
おわり