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13/2/27

フリークアウトの新卒採用ジョブをつくる時に考えたこと

Image by Olia Gozha

超地味なインターネット企業のフリークアウトで、新卒向けのサマージョブ、ウインタージョブをつくる時にどういうことを考えていたか、というと、もやもやっと

1. 人生最高の生産性を体験する

2. 異なる場所で生まれた既存のアイディアを組み合わせて、新しい、実用的でリアリティーのあるアイディア (コンセプト) を作り出す体験をする

3. 1, 2 を通して、「いまからなんでもやれるじゃん」と信じられるようになる

みたいなことを考えてました。

僕らは超地味で社歴もなく、戦略なんたらとかかっこいい感じでもない、就活マーケットでの競争力が極めて低いチームなわけで、そんな中、超優秀、かつ我々のカルチャーにフィットする人しか来てもらいたくない!というワガママ千万なことを成立させるためには、

- 圧倒的なインパクト (よい意味だけじゃなくて、つらいとかやばい!みたいなのも大事) をジョブ中に残す

- そしてそれが語られる

ようにせんとあかんなーとか思うわけです。

ということもあり、上記 1 - 3 を徹底するためのプログラムをつくりました。2015 年卒向けには、全く違うコンテンツを用意するので、2014 年卒向けジョブの内容をざっくりまとめると、

1. マーケティング、広告テクノロジーの最先端で起こっていること、そしてその歴史を学んで、

2. 特定のインダストリーの構造分析手法を、ケースを通して体験し、

3. チームごとに割り当てられたインダストリーの構造分析を実行、その中でおもしろい価値を提供する事業者をバイネームで選んで、事業モデルを分解

4. 分析した事業モデルを、1 で学んだマーケティングのマーケットに持ち込むと、どんな新規事業が考えられるか

みたいな感じです。3 日間かけて、寝食惜しんでやる感じですね。各チームにつくメンターも、マジで本気で取り組みます。

参加学生チームのスライドの一部をアップロードしてみました。こんな感じです。(一部マスクしてますが)

http://www.slideshare.net/usksato/1501summerjob2012

ジョブでわかることはホント超多くて、僕らも毎回学ぶことが多いし、採用面、という意味でみても、お互いがお互いを誤解しないで済む、のはよいなーと思います。

せっかく 3 日間も、いそがしい時期にきてもらう方々に、価値を提供できているかどうか、というプレッシャーに毎度苛まれますが、これからもがんばって続けてきたいなーと思います。楽しいよ。

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