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国立医学部を退学し、筆文字書きへ。どちらも私の夢でした。

Image by Olia Gozha

医学の道を捨て、筆文字書きへ

幼い頃から医者になることだけを夢見て生きてきた。小さいころから医者として働く以外の自分が想像つかなかった。自分は絶対に医者になるもんだと幼いながらに思ってた。

そして、2006年に地方の国立大学医学部に念願の現役合格。当然余裕ではなかったし、とにかく必死に勉強した。

そんな私が入学して1年も経たないうちに医者以外の道を考えるようになり、色々と葛藤の末、2013年3月に医学部を退学。4月から筆文字書きとして活動中。

もうすぐ1年になるこの時期に色々と書いてみようと思う。

幼い時に病気がちだった。

病弱と言われる子供の二大病気。アトピーと小児喘息。私もがっつりアトピーと小児喘息に悩まされる子供。一番古い記憶は夜中に喘息で発作を起こし、病院の救急外来にお世話になっている自分。吸入器が魔法の道具のように思えたあの頃。

いつも病院に行くたびにバタバタと走ってかけつけてくれる小児科の女の先生。いつも診察後は大玉の飴くれるのが子供ながらにとても嬉しかった。一番最初に憧れた大人の人がこの小児科の女の先生。大好きだった。

「病院=楽になるところ」なので、嫌う人の多い病院のにおいがとても落ち着くにおい。

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