
その後も血液型botのフォロワーは増え続けた。
この時の僕はデザイナーだったが、アパレルの紙媒体ばかりやっていてウェブには疎かった。
Livertyでウェブに目覚める
そんな僕にウェブの楽しさを教えてくれたのは Liverty というモノづくりチームだった。
Livertyの活動の中で出会った鶴ちゃん(現BASE代表)の姿を見て、僕はどんどんウェブにのめり込んだ。
(Livertyに関しては ダメバンドマンの人生がMac一台で180度変わった話 ③ 完結 の最後の方に初日の様子があります。別のストーリーにまとめたいです。)
E君は「○○○」になっていた。
Livertyに参加してからは、ウェブ上で活動している方の名前をたくさん知ることができた。基地である六本木のオフィスにいると、色々な話が耳に入ってくる。

その中で「エヒタ君」という名前がたまにでてきた。
「twitterで面白いことやってるよね!いや企画がくだらないというか( ∵)」
「わざとやってるのかな?普段はどういう人なんだろう…(^^)」
「ガリガリ」
最初は「へー」と思っていたが、よく聞いているとそれってE君のことじゃん…と気付いてしまった。これはもしかして…いつか一緒に仕事をすることになるんじゃないか…
もしそうなったら…12年前の会話
ライオン丸「いやーこの三人でな!いつか仕事とかできたら楽しいと思わん?」
僕「皆バラバラのことやってるから無理だろ。」
E君「何が起きるか分からないよシュンキ!いつかそうなったら面白い。」
が、現実になる。
駅前で出会ってから、お互い違う方向に進んだと思っていたのだが、気がつくとすぐ近くでE君の名前を聞くようになっていた。
あの頃のE君は「エヒタ」になっていた。

ついに仕事。そしてもう1人の影…
そしてこの夏、僕とエヒタ君は一緒に仕事をすることができた。
エヒタ君が編集長を努めるConcentという高円寺のウェブマガジンがある。その中の記事の写真を僕に撮ってくれないかと依頼してくれたのだ。
できた記事がコレだ。

最高にくだらない記事である。
12年前、ヒガシ周辺で遊んでいた頃と何も変わっていない。
まるで成長していない…
でも12年前の"3人"での会話が実現して良かった。
そう
3人
僕と
エヒタ君と
ライオン丸
…
ライオン丸?
ちゃんといますよ。

彼がライオン丸、偽カレーマン役のミッチです。
帰り道
僕「なんか不思議だねー。」
酒井栄太「12年前ヒガシで出会った三人がなぁ。予言当たっちゃった。」
僕「このくっそ熱い日にカメラマンで呼ばれるなんて。」
酒井栄太「シュンキは本当頑張ってくれたよ!」
僕「いやここまで辛いとは思ってなかったけどね。また呼んでよ!」
酒井栄太「もちろん!次は真冬だったりしてwww」
僕「やめてくれwww」
ライオン丸「…おい!俺も頑張ったやろ!?お?」
その後も血液型botのフォロワーは増え続け、血液型シリーズは累計27万フォロワーに到達している。
エヒタ君とは、これからも仕事と遊びを一緒にしていきたい。
ストーリーに登場したモノ
ヒガシ = 鶴見駅東口 (当時のエヒタ君の後ろに写っている壁がヒガシだが、現在は鶴見駅が改装され取り壊されてしまった。)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

