
半沢直樹とは?
最近巷で聞こえる『半沢直樹』という人の名前。ご存知でしょうか?(^^)
近年視聴率の低下に苦しんでいるドラマですが、その中で唯一30%超の視聴率を叩きだした人気ドラマの名前が『半沢直樹』です。
なぜこんなに人気なのか?半沢直樹のどこに惹かれるのか?
ここでは、ストーリー形式で半沢直樹を紹介しようと思います。
時は1988年。バブル絶頂期。
半沢直樹は、産業中央銀行本店(モデルは東京三菱UFJ銀行合併前)の内定をもらったばかり。物語はここからスタートします。
『護送船団方式』と呼ばれる金融行政に守られ、一生安泰と言われた時代。
アニメでは『となりのトトロ』が爆発的なヒットを生み、尾崎豊はまだ存命。銀座のクラブは毎日乱痴気騒ぎが行われ、誰もが成長を信じて疑わなかったこの時代。
(私はほぼ平成生まれなので、この時代の事は知りません・・^^;)

上司から失敗をなすり付けられる
それから16年が経ち、半沢は苦境に立たされる。
バブル崩壊後、多くの銀行が大量の不良債権を抱え込み、債権の回収策に奔走する中、半沢直樹もその例外ではなかった。
上司が無理やり持ってきた取引先『西大阪スチール』に5億円の融資を決めるが、その半年後、粉飾決算が発覚し、窮地に追い込まれてしまう。
だが、実はこれは上司の仕組んだ巧妙な罠だった・・

魅力的な登場人物
小説・ドラマにおける『半沢直樹』の魅力は、なんと言っても登場人物だと思う。
主人公、半沢直樹
バブル入行組の中で、最も行動力が有り、勢いがある主人公。
上司の顔を伺うこともなく、自分が正しいと思うことを信じて突き進むその性格により、敵を作ることも多いが、部下の信頼は厚い。
『オレは基本的に性善説だ。相手が善意であり、好意を見せるのであれば、誠心誠意それにこたえる。だが、やられたらやり返す。泣き寝入りはしない。倍返しだ!』
知的な秀才、近藤
課長代理として、新規開設された秋葉原東口支店に配属された『近藤』
戦略店舗に抜擢されたトップグループの中での昇格で、期待通りの実績を上げれば同期トップでの出世間違いなしだったのだが・・・
近藤が任されていた新規顧客獲得は、非常に難しい仕事だった。
また、当時支店長の上司は専制君主タイプの厳しい上司。
近藤は知的で繊細なタイプであったため、仕事に疲れてしまい、統合失調症になってしまう。
『野田ア!!』