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やせ我慢を辞めたら世界が変わった日

Image by Olia Gozha



小さいころからなんだか知らないけど

プレッシャーには強い方だったと思います。


小学校の部活動で少年野球をしていた時も、

普段はバットに当たるもしないのに

チャンスの時はなぜかヒットが出て逆転サヨナラ勝ちとか…


中学の卒業式で答辞を述べる機会があった時も、

前日の練習までは活舌悪すぎて聞けたもんじゃなかったのに、

本番ではなぜかスラスラ発表できたりとか…


中学でやっていた部活動のスキーでは

、大会前に風邪をひいてしまいろくに練習できなかったにもかかわらず、

いざ本番ではなぜか良い滑りが出来て

表彰台に上がり全国大会に出場してみたりとか…


けど、いつもこういう結果が出せてたわけではなく、

むしろ練習の時先生や仲間には練習嫌いであきれられていた記憶があります。


「人に見られていないと頑張らない」

「結果を評価されないときは踏ん張れない」


みたいな自分が存在していたかもしれません。

(ふざけた子供でした)


学校の勉強、スポーツ、社会人になってからも

いろんな方と接してきましたが、


「こいつには負けたくない」

「出来ない奴だと思われたくない」


という感情を自覚できた時だけ

頑張っていたような気がします。


「むかつく兄弟子だけには負けたくない!」


みたいな感じですね。


で、そういう風に頑張った時は必ず結果が良い方に出るので割と評価はされます。


なので、周りの人からは

「頑張り屋さんだね!」とか「真面目だね。」

と言われるようになります。


そしていつの頃からか、そういう自分でなければならないという

自分を作り上げてしまっていたような気がします。


結婚して子供が出来てからもそれは変わらず、


「結婚したんだからしっかりしなくてはならない」とか

「子供の面倒をきちんと見る父親でなくてならない」


といった感じで肩に力入りすぎて生きてきたような気がします。


何故そんなことに気づけたかというと

「自分の人生の棚卸し」

というものをする機会を頂けました。


ただ単に過去に経験したことを振り返るだけなのですが、

もの凄い強烈です。


始めはこんなことやって何になるんだとか、

面倒くさいとか思いましたが

やり始めると意外と楽しく、

ジグソーパズルのピースが埋まっていくような感じで

自分の色んな時代の記憶がハマって

段々とそのジグソーパズルが完成に近づいてきました。


そして、そのジグソーパズル見ていたらある疑問が浮かんできました。


「家族のために仕事を頑張っているんだ」と言ってきたけど、

自分のしてきたことは本当に家族のためになっていたんだろうか?


「会社を立ち上げて頑張ってきたけど、それって本当に自分のしたかったことなんだろうか?」


「自分が本当に望んでいることって何なんだろうか?」


と。






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