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第14話⭐︎夢を諦めている人へ!コードも読めないアラサーの私がプロのジャズシンガーになるまで⭐︎

Image by Olia Gozha

晴れて、憧れのバークリー音楽院の生徒になりました。

入学式の記憶とか全然ないので、おそらく出席していませんし、そういうものがあったのかどうかもわかりません。


とにかく時差ボケとアメリカからの手痛い洗礼に白目を向いたまま、バークリーでの学生生活が始まりました。


ようやく自分の部屋に入れたその日に、

「新入生の為のオリエンテーション」がある事を例の関西の友達から聞き、

一緒に同行させてもらいました。


連れ回されるままに参加しましたが、

声かけてもらえて本当に助かりました。

これ参加してなかったら、まともなスタート切れてなかったと思う (鬼汗)


広大な敷地に点在しているバークリーの校舎や練習室をツアーのように少人数に分かれて案内してもらい、

寮を見て回ったり(当時は、寮に入りたくても20歳以下の学生が優先で入れなかった)

授業の取り方を教わったり、

授業料などの支払いの為の銀行口座を開く必要があり、

Fleet Bankというバークリーと提携の銀行が出張に来ていて、口座(bank account)を作ったり..


必要な事ばかりでした。オリエンテーションって自由参加のようなイメージでしたけど(今思うと、アメリカには「強制」の文字はない。「自主性」あるのみ)

これは必ず参加しないとマズイです。


ちなみに入学式に出た覚えないんですよね...

そもそもあったのか??...あるよねえ....

多分私が白目向いている間に、行われたのでしょう....



さて、本題です。

バークリーでの授業の取り方。

これは、これからこの学校で何を学ぶのか?と言う上で最も重要な事だったと思います。

そして、誰のプライベートレッスンを取るのか?


日本からバークリーへ行く学生は、ある程度意志を持って行く人が多いと思うので、


特に今はネットで色々調べられますし、

第一線で活躍しているミュージシャンの授業(プライベートレッスン)を取りたい!って目指して行く人も多いと思います。


私は重ねて書いている通り、

「バークリーに行けばなんとかなる」能天気超絶他力本願でしたので、

そんなの考えているわけもなく..


新入生に向けて専攻する楽器、私の場合ヴォーカルでしたのでVoice Depertment(ヴォイス・デパートメント)のある建物1140(通称"イレヴン フォーティー")へ。

各科にビルがあてがわれている感じで、1140は主にボーカルとベース専攻の人のプライベートレッスンや授業が多かったように記憶してます。

そのビルに各科のチェアマンがいるのです。


新入生は、そのチェアマンと面談みたいなのがあるんです。

希望者だけだったのか、全員受ける面談なのかは覚えてません(^^;






重要なミーティングがありました。




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Image by Jukka Aalho

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