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17/5/19

ソフトバンクの孫社長から個別コンサルを受けて、気がついたら起業してた話。

Image by Olia Gozha

こんにちは。

菊地です。


今日は福岡のほっこり社長こと

大久保社長に教えてもらって感銘を受けた話。


普段はマサさんと呼ばせてもらっているので

このページでもでもマサさんと紹介させてください。




マサさんとは現在、1億超えの経営者を育てる経営塾を立ち上げようと一緒に作戦を練っております。


マサさんご自身は現在福岡にて、アースウェルという会社を経営。


アースウェルでは、福岡県を中心に

環境衛生事業(衛生管理)

福祉事業

保育事業

と三つの事業を展開されており、従業員さんも50名総勢以上。売り上げ規模も億を超えていらっしゃるスーパー経営者さんです。



以前、僕が仕事で福岡に行った際、屋台に連れて行っていただきました。




僕はそこで質問したんです。



菊地:

きくち「まささん、起業してもう20年になると思うんですけどそもそもどういう経緯で起業したんですか?なんでそこまで会社大きくできたんですか?」

まささん「実はね、30歳で起業しようと思ったんだけどそのキッカケはねソフトバンクの孫社長なんだよね。29年前かな。20歳で東京に出てきて営業してた頃さたまたま、ビジネス雑誌で孫さんを見たんだよね。当時孫さんが30歳くらいだったかな。「異端児」って特集されててその当時でも年商160億いってたね。」

きくち「ほうほう。それでそれで?」

まささん「それでさ、会って話を聞いてみたくなちゃって当時九段南ってところにある孫さんの会社に10回以上通ったんだよね。」

きくち「え?通った?急に行ったんですか?笑」

まささん「そうだよ。笑社会人1年目か2年目で何もしらなかったから「すみません。孫社長に会いたいんですけど、会わせてください」って。笑」

きくち「それすごいですね!!笑でも・・・・無理ですよね?笑」

まささん「うん、普通に無理だった。笑受付にね。「無理です」って。」

きくち「そうだと思います。笑」

まささん「まささん:もう10回以上断られてたからささすがに諦めようかと思ってたんだけどね。ある日床屋に行ったのよ。そしたら置いてあったビジネスジャンプにもまた孫さん特集されててさ、読んでたら「どうしても会いたいなー」ってなんかワクワクが止まらなかったんだよね。それで床屋から寮に帰る途中、本屋にヒントを探しにいったんだ。困ったら本屋に行くといいよ。笑なんとなく本棚を見てたら1冊の本に出会った。「1枚のハガキでお客様を感動させる方法」っていう本。「お?」と思って立ち読みするとね手紙は受付に断られず、社長室まで確実に届きます。って書いてあったんだよ!。もうこれだ!!もうこれは僕のために書かれてる!って思ったね!そのその場で本を立ち読みして、手紙を書くことを決めたんだ。「手紙の書き方」って本を買ってね。帰りに文具屋さんで便箋と万年筆を買った。社長さんに手紙を書くから、万年筆だな!と思って。一生懸命手紙を書いたよ。」

きくち「1冊目の本は買わなかったんですね。笑なんて書いたんですか?」

まささん「アイディアは立ち読みでok!もっと大切なのはマナーだと思った!金なくてさ、一冊しか買えなかったしね書いた内容は全部は覚えてないな・・・社会のことをなにもわからないので人生の教訓を教えて欲しいぜひ孫さんの生き様をきかせてほしいってそのまま想いを語ったよ。」

きくち「それで、お返事きたんですか?」

まささん「会えることになっちゃったんだよ!秘書に話を通しておくので会いましょうってね。手紙効果恐るべしよ!会いたい人いたら、手紙書くといいよ。笑」

きくち「それで会ってもらえるって奇跡に近いですよね?今ソフトバンクってたしか売り上げ9兆ですけど当時で160億ですよね。授業料にしたらとんでもない額になりますよ。」

まささん「本当そうだよね。これ後で知ったんだけど、孫社長も高校生の時に、成功者に手紙書いて会ってもらって勉強したりしてたみたい。今でも思い出すよ。大きな社長室に二人だけさ。すごく緊張した。心臓バクバクだったね。」

きくち「そこでどんなやり取りがあったんですか?」

まささん「簡単にいうとね・・・・」


孫さん:

今日は来てくれてありがとうございます。

あなたみたいに意欲の高い人と会うのはすごく嬉しい。

私も若いころ、先輩たちに応援してもらえたから今がある。


少しでも力になれたらいいと思ってるから、

限られた時間だけどなんでも聞いてください



まささん

「本当に今回はありがとうございます!僕は将来何かしたいと思っているのですが何をするとか、具体的に決めていません。孫さんはどんなことを考えて自分の未来を作っているのですか?その秘訣を教えてください!」



孫さん

そうですか。まだ社会に出てきたばかり。

これから何でもできますね。

では今日は、僕が大切にしていることをお伝えしますね。



まささん「はい。よろしくお願いします!」




孫さん

まず一つ目。

ちなみに、人生は何回あると思いますか?


まささん「人生ですか?(いきなり凄い質問だな・・・・)生まれ変わったら何回もあると思います!(こんな答えでいいかな?)」」


孫さん

そうですね・・・確かに。

ただ、生まれ変わるとしても

今回の自分での人生は一回だけでしょうね。


僕らは前の人生覚えてませんからね。


 

だとすると、今回は本当に一回しかない。

あなたは今回の人生をどう使うために、

生まれてきましたか?


その意味を探し続けることがまず大切です。

すぐに答えは出ないでしょう。というか、

最後の答えは死んだ時にしかわかりません。


ただ、今のあなたは、今までのあなたが作ってきた

あなたですね。これは事実。



ということは、

これからのあなたは、

今のあなたが作ることができる

ということです。

  


気がつけばあっという間に、

人生は終わってしまうそうです。

自分の人生をどう使うのか?を先に

決めなければなりません。

  


どう使うかは個人の自由です。

ビジネスをしてもいいし、

旅行ばかりしてもいい。

愛する人とのんびり過ごすのもいい。

だた、あなたがどう使うのが決めなければ

何も変わりません。

  


人生は一回です。まずは、どう生きるのか?進むのか?

今のうちに方向性だけでも決めておくといいでしょう」



まささん「まささんありがとうございます!ちなみに孫さんはどう決めているのですか?」


孫さん

私はね、各年代でどんな人生を送るか

人生のステージを決めています。

20代/30代/40代/50代/60代を

どんな生き方をするか

すべて決めているのです。


  

多くの人が、これをせずに、

自分以外の誰かに合わせてしまいます。

だからいつまでたっても、自己実現ができません。

具体的には20代は・・・・


_______________________________


「といういうような感じで孫さんは僕に自分の人生のプランを詳細に教えてくれたんだよね。これが本当に自分にとっては衝撃だった。今思うと、あの時言ってたこと、今の孫さん見てるとすべて叶ってる。まだスマホを取り扱ってない時からスマホの事業をする。世界に出るって言ってたからね。本当に凄いと思うよ。頭の中に宝地図ができてたね。だから僕は孫さんに影響されて、その時にこう決めた。20代 修行30代 挑戦40代 飛躍50代 成就60代 継承70代 奉仕20代は仕事選ばずに何でもやった。30歳でサラリーマンを辞めて起業するって決めたんだけど何で起業するか決めてなかったことに気がついたんだよね。笑」

きくち「それが面白いですよね。笑」

「勉強不足だと思ってたからさ、仕事辞めて8ヶ月間図書館にこもって起業のアイディアを考えたんだ。合計で23個、アイディアを作った。」

「この中から一番最初に始めた一つが軸となって今のように幾つか事業を回せるようになったんだ。その事業はこれからどんどん全国展開していくよ。」

きくち「本当にあの時孫さんに出会ったことが、ターニングポイントですよね?」

「そうだね。今振り返ると「会ってみたい」を信じて行動し続けたこと。そこから学んだことを実践したこと。自分の夢を描いたこと。本当に人生が変わったと思う。小さなきっかけを掴むことが大切だよね。」

きくち「やっぱり小さなきっかけを掴んで、  夢を描くって大切ですよね。  今後はどうされていくんですか?」

「今後は、今の事業を全国に広げたい。上場を目指して頑張るよ。あとは出版もしたし、少し教えられることもふえてきたからpこれから頑張る起業家さんたちのビジネスメンターのような存在になっていきたいね。一応、全部宝地図に貼ってあるよ」

_

それからこの屋台では

大学の先生/台湾からカップルと相席になり

楽しい時間を過ごしました。



いかがでしたでしょうか?

僕はまささんの話を聞いて、

もっと自分の未来を描こう!!

とより強く思いました。

早速家にある、宝地図もリニューアルです(^ ^)



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