top of page

落ちこぼれからの就活逆転術(一か八かで取った戦略はまちがっていなかった) ~志望動機編~

Image by Olia Gozha

ほら、おたくの会社が僕にとってはベストでしょ?


これが志望動機で最終的に言いたいことです。


この結論に持っていくための必殺技が次の三点攻めです。それすなわち:


"自分の目標"、"熱い気持ち"、そして"クールな頭"


つぎに、熱い気持ちとは、パーソナルな強い動機付けです。例えば自動車業界なら、車にまつわる印象的なパーソナルエピソードを引き合いに出して、自分なりの強いこだわりを表現するのです。この部分は論理的にどうこうという事ではなく、ハートの部分を表現するので、いたって感情に左右されたエピソードが良いです。


最後にクールな頭とは、その業界のなかでも、なぜその会社が良いのかをロジカルに表現することを意味しています。ここはロジカルに考えるところです。私の場合は、財務分析した結果をもとに、最も経営を体得するのに適した会社であることを坦々と表現しました。

ちなみに、財務分析といっても志望動機を考える上では難しい知識は必要ありません。

必要な情報は3つ。売上、粗利益、営業利益。これだけをホームページで調べて頭に入れておけば十分です。


売上は、事業の規模を教えてくれます。

粗利益は、その売上をあげるのにかかった商品のコストを差し引いた数字ですので、生産の効率がわかります。

営業利益はその他のプロモーションコストや開発費などを粗利益から差し引いたものですので、事業の実力を捉えられます。

私は特にこの営業利益率の高さを重視しました。これが業界トップクラスである会社なら、ハイレベルなマネジメントに参画できると思ったからです。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page