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ほら、おたくの会社が僕にとってはベストでしょ?
これが志望動機で最終的に言いたいことです。
この結論に持っていくための必殺技が次の三点攻めです。それすなわち:
"自分の目標"、"熱い気持ち"、そして"クールな頭"
つぎに、熱い気持ちとは、パーソナルな強い動機付けです。例えば自動車業界なら、車にまつわる印象的なパーソナルエピソードを引き合いに出して、自分なりの強いこだわりを表現するのです。この部分は論理的にどうこうという事ではなく、ハートの部分を表現するので、いたって感情に左右されたエピソードが良いです。
最後にクールな頭とは、その業界のなかでも、なぜその会社が良いのかをロジカルに表現することを意味しています。ここはロジカルに考えるところです。私の場合は、財務分析した結果をもとに、最も経営を体得するのに適した会社であることを坦々と表現しました。
ちなみに、財務分析といっても志望動機を考える上では難しい知識は必要ありません。
必要な情報は3つ。売上、粗利益、営業利益。これだけをホームページで調べて頭に入れておけば十分です。
売上は、事業の規模を教えてくれます。
粗利益は、その売上をあげるのにかかった商品のコストを差し引いた数字ですので、生産の効率がわかります。
営業利益はその他のプロモーションコストや開発費などを粗利益から差し引いたものですので、事業の実力を捉えられます。
私は特にこの営業利益率の高さを重視しました。これが業界トップクラスである会社なら、ハイレベルなマネジメントに参画できると思ったからです。
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