私が不眠で苦しむようになったのは24～35歳ぐらいまでの約10年間です。

不眠の原因は私の寝坊による遅刻です。自業自得なのは納得してます。

大学卒業後就職したものの人間関係に上手くいかず、辞めて再就職したのがキッカケです。

半年ほど無職の時期があったので、生活習慣が狂ってしまったんですね。

再就職先は朝9時出勤（起床時間は8時）だったのでそんなに朝がキツイてわけじゃありません。

しかし弛んだ生活習慣はすぐに正常に戻せず、15分ほど遅刻してしまいました。

店舗を一人で任されてることもあり、私が15分遅れると開店時間が15分（開店準備もあるので実際はそれ以上）遅れることになります。

そういった事情もあり、遅刻をしたらものすごく怒られました。電話で怒られたわけですが、その怒号は凄まじかったです。

結局15分の遅刻でその日の給料カットって処分を下されたぐらいですから、どれぐらいかは想像してもらえると思います。

遅刻自体悪いこととはいえ、相当ショックを受けたため遅刻してはいけないと強く感じるようになりました。しかし生活習慣は乱れたままでたまに朝4時ぐらいまで眠れないって日もあったんです。

以前なら朝4時に寝ても8時まで眠れる、それなら4時間眠れるしいいだろうって思って寝てました。

しかしこの一件から、8時に起きれるかどうかわからないからこのまま一睡もせず仕事に向かおうってなりました。

結局夜中の2時がボーダーでした。2時までに眠れるなら眠る、2時過ぎても眠れないなら諦めて一睡もせず職場に向かうようにしました。

こういう追い詰められた日々を過ごしてるうちに、2時までに眠れてもすぐ目が覚めるようになってしまったんです。

大体0時に寝たら2時までに目が覚めてました。しかも一度寝てるだけあって、もう一度寝ようと思っても眠れないんです。それで仕方なくグッスミン酵母のちからなどを飲むのですが、それで一気に眠れるということもなく。

その後、四苦八苦しながら最終的に毎日眠れるようになったものの、寝ても1時間半ぐらいで自然に起きるようになってしまいました。

もちろん睡眠時間が足りてないんですから、体はボロボロです。主に症状が出たのは目の下のクマですね。いつも目の下は真っ黒でした。後、お昼を食べ終わると強烈な睡魔も来ました。

睡眠不足の状態で食事を取ると自律神経失調から急激に眠たくなるらしいんですよね。まさにそれでした。

おかげで食後は眠気と倦怠感でキビキビ動いたり出来なくなりました。この状態は会社を辞めた後も数年この症状が続きました。

会社は32歳の時に辞めました。この時も半年ほど無職状態になったんですが、眠れないのが体に染み付いていて全然眠れないんです。仕事があるわけでもないのに寝て2時間以内に起きてしまうんです。

再就職してもこの症状は続きました。

幸い再就職先の生活リズムは私に向いていて、すこしずつ改善されました。これは本当に助かりました。リズムっていうのは勤務時間がものすごく長かったです。

朝8時始業で翌朝8時終業っていう24時間勤務でした。その代わり翌日はまる一日休みで、週3日勤務でした。24時間ぶっ通しで起きただけあって睡魔も強烈でしたし、不眠だった私も4.5時間眠れるようになりました。

普通の人だとこういう勤務時間ってキツいんだと思いますが、私には丁度良かったんでしょうね。

おかげさまで今では6時間ぐらいぶっ通しで眠れるようになりました。