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純日本人の僕がセルビア人美女と付き合うまで②

Image by Olia Gozha

このセルビア美女と絶対に付き合う!!!

と決めてからとからというもの、この子の授業を毎回受講した。

競争率が高く、今までの 25min/day だと、圧倒的に予約ができない!

そう。お金を持つ者は、 50min/day などグレードを上げて、先に予約枠を奪ってしまうのだ。

そんなことに僕は屈しない。バイトのお金を存分に注いだ。(いうても月に10,000円もしないけど)

そのかいあって、毎日授業を受けることが可能になった。毎日がハッピーで仕方がなかった。

さあ、やっと彼女と話す権利を得た。そこまでは良いのだが、どうやって仲良くなるべきか。

そこで、他の生徒との差別化を図るべく、「どんな生徒を受け持っているの?」という先生がわからしたら「はあ?生徒たくさんいるから、そんなん生徒ごとで違うわ!!頭腐ってんのか!!!」って返答が頭に浮かぶ愚問をしてみた。

すると、「うーん、基本的に英語初心者が多いから、会話が続かないんだよね〜。もちろん!私は教育に情熱を持っているからいいんだけどね!!(スマイル全開)」


「基本的に英語初心者が多いから、

            会話が続かないんだよね〜」

これだ。先生はきっと退屈してるに違いない。

考えても見てほしい。先生たちは、毎回新しい生徒に対して、同じ自己紹介を繰り返し、たどたどしい英語をひたすら聞き忍び、笑顔をキープして、1日5〜6時間も授業をこなす。

これは相当な疲労感につながるはずだ。

そこで僕は、彼女のエンターテイナー役になることを徹底した。

当時の僕の英語力はまあ、普通。フィリピンに半年ほどいたので日常会話は困ることはなく、大学院でも研究室に留学生がたくさんいたので、可もなく不可もなく話せた。

そこからは僕の持ちうる最高のトピックで笑わせたり(主にゲイネタ)、向こうがしんどそうな時には愚痴を聞いてあげたり、とにかく、愚直に彼女に接した。

すると、今まで 50min/day で授業として話していたのが、向こうから「もっとあなたと話したいから、skypeの個人アカウント交換しない?」とのオファーが。


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Image by Jukka Aalho

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