今日は 私の小さな頃の経験を書いてみようと
思います。

小学校に入学すると同時に
団地住まいから 一軒家に引っ越しました。
大好きなおばあちゃんと一緒に暮らせる!
と嬉しかった✨
けれど、、、
その頃から父と母の不仲に気付くようになりました。
母方のおじいちゃん、おばあちゃんと
一緒に暮らし始めたので
お父さんはマスオさん状態でした。
母と父は
口をききません。
厳格で家長制度バリバリのおじいちゃんは
私や兄にも非常に厳しく
さらには
父にも口を荒げることがしばしばでした。
父も男のプライドもあったのでしょう
だんだんとお酒を飲む量も増え
仕事から帰ってきたら
自分の部屋にこもりがちになりました。
私はパパ子だったので
いつもパパの部屋に行って甘えていました
私の家庭は
父と母の共働きでした。
母は日曜日も働いていました。
だから、私はパパにいつも近くの公園や
親戚の家に遊びに連れて行ってもらって
楽しかったです。
私にとってパパは
とってもいいパパでした。
けれど
母はいつもイライラしていました
おじいちゃんはいつもパパに怒鳴っていました。
経済的に母の方が稼いでいたのかもしれません。
父は朝早くから
新聞配達の仕事も始めました。
私から見たらパパはパパなりに頑張ってました。
でも誰も認めてあげてなかった気がします。
パパとママは口を開けばいつも喧嘩をしていて
親戚と旅行に行く時も
なぜかウチだけは
ママは来ませんでした。
学校が大好きで
学校の先生になりたいなってすら思っていた私は、
学校の先生は子供の味方だと思っていました。
だから、子どもが悲しんでいたり、苦しんでいたりしたら、助けてくれるのが先生だと
思っていました。
だから、私は小学校の担任の先生に
『先生、、、お願いがあります』
『お父さんとお母さんに話し合うように言って下さい』
『お父さんとお母さんが仲直りできるようにして下さい』
とお願いしました。
いつ、先生はお母さんに話しをしてくれるかな〜
もう少ししたら、他の子の家みたいに
お父さんとお母さんが仲良しになるかな〜
そんな期待、、、、
果たされるわけもなく、、、
先生は何もしてはくれませんでした、、、
そして
先生なんて、結局、勉強を教えたり
当たり前のことを教えたり
あたかも偉そうに道徳を説いて、、、
何もしてくれないじゃないか、、、
先生に対して
そう失望していきました。
そして
大人に対してもどんどん失望していきました
さらに
自分自身に対しても失望していきました
私が大人に助けを求めても 結局、パパを救えなかった
私がチカラがないからダメなんだ、、、
私はママには笑っていて欲しかったし
パパは本当は優しい人だから
パパを否定しないで欲しかった
ただそれだけのことなのに
私は何も出来なかった
それは『私がダメだからだ』
それから
私の心の中には
いつもどこからともなく
『死にたい』の声が聞こえていました。
それに反して、みんなから見える私は
目立ち、リーダー格で
元気で活発で
何でも出来る子
根底に『私はダメ存在』があるから
私は頑張らなくちゃダメ
根底に『私はダメな存在』があるから
私は1番にならなくちゃ、自分の存在価値を見出せなかった
根底に『私はダメな存在』があるから
私はダメな存在だから、仲良くなってもどうせ私から離れて行くに決まっている と
人と一緒にいながらも、常に満たされなかった
根底に『私はダメな存在』があるから
学校でも社会に出てからも
高い評価を得られることは重要だった
そのために、体がボロボロになっても
頑張り続けることをやめることすら出来なかった
根底に『私はダメな存在』があるから
何か悪いことが起こるたびに
私だからそんなことになるんだ、、、
やっぱり、私がダメだからだ、、と
更に『私はダメ』は深まって行った
そんな私だから
色々チャレンジしても上手くいくはずはなかった
日本1位の賞を獲ったのも
世界大会出場と言う実績も
実は体はボロボロになりながらだったように思う
会社を起業した時も、自分の存在証明を一生懸命にしようとしていたように思う
心も体も、経済面も
根底に『私はダメだから』
だから
どんどん負のスパイラルにはまっていきました
そうして
やっと出会ったのがKatsuさんでした
『頑張る』イコール『今の自分を全否定してる』ってことだよ
『小学校2年生から今までのなな助は自分を殺して生きてる』
『なな助はみんなの希望だ』

初めは全然、意味が分からなかった。
《私が希望なはずがない》
《こんな私が希望なはずがない》
Katsuさんの言うことは分からないことだらけでした。
けれど、Katsuさんは私にとって真っ暗な中の
唯一最後に見つけた光でした。
必死に色々聞きました。
必死に何度も学びました。
必死に私の思いをぶつけました。
必死に言われたことを受け入れました。
必死に言われたことをやっていきました。
少しずつ
根底にあった『私はダメだから』が
少しずつ薄れていきました。
『過去を今に持って来て今を生きても意味がないよ』
『今、全く新しい自分で生きればいい』
『生まれ持ったなな助ならではの強みを活かしていけば、上手くいく、それが人間だよ』
きっと、今の私は周りから見たら
上手くいっていて
毎日充実していて
楽しそうで
順調に活躍している
そう見えていると思います。
確かに、そうかもしれません。
けれど、今、私がお伝えしたいこと
それは
今日、私のこの文章を読み、
重なる部分があったり、
共感する部分があったり、
『どうせ私なんか』『どうせ俺なんか』
と思っている人がいるならば
『今』を生きることを知り、自分を知り、活かし生きさえすれば
どんな辛い過去があろうとも
今がどんなに苦しい中にいようとも

必ず、光は射します!
必ず、もっともっと軽やかな毎日はありますよ!
必ず、予想もつかなかった未来が待っています!
