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16/7/12

世界を変える就活

Image by Olia Gozha

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

世界を変える男、紺ナムです。

今日は新しい就職活動の練習法を紹介します。

就職活動の練習は街中でできる。

コミュニケーションが苦手なら、オープンマインドの人間と話せばいい。街中にそんな人はたくさんいる。

例えば、先週は選挙期間の真っ只中。

その日、駅には参院議員候補と支援者が何人も立っていた。

(●●候補の所属する●●党は好きじゃないけど、話しかけてみよう。今回の目的は相槌と共感すること)と心に決めて話しかけた。

まず、支援者さん。笑顔が眩しい30代ぐらいの支援者の方。

「おはようございます。朝から大変ですね」

「いえいえ」

「秘書の方ですか」

「いや、違います。私は●●町の方出身で●●先生の姿勢に惹かれまして」

「へー、そうなんですか。」

「今日は●●先生も、あちらにいらっしゃいますよ。良かったら、お話してきてはどうですか」 

「ありがとうございます」

●●先生のところへ向かう。

「はじめまして、●●先生。おはようございます」

「おはよう」

●●先生は何年も市長、議員を努めていていただけに貫禄が違う。パンフレットの経歴を見ながら、質問する。

「●●先生が、政治家を志したきっかけはなんですか」

「最初は●●先生(元茨城県知事)の事務所のお手伝いをしたところからだよ。その当時、タクシー運転手をやっていたのだけど」

「!! えー、すごい! タクシーの運転手さんから、議員ですか」

●●先生のSTORYSに書けるぐらい面白いエピソードをいきなり食らって大興奮。話はそれるが、●●先生のWebには、STORYSに載ってそうなエピソードが掲載されていて笑った。

ここで、憲法の話をしたところ、めちゃくちゃ熱く語り始める。マスコミが9条に過剰反応しすぎで、憲法の議論ができないとご立腹だった。

この間も、俺は笑顔でうなずき、相槌を打ち続ける。

続いて、少子化対策副大臣を務めたとパンフレットに書いてあったので、少子化対策に関する質問をした。

「先生が考える、少子化対策のエビデンスはなんでしょうか?」

「企業です。上場企業の内部留保だけで550兆円もある。企業の協力は絶対に必要」とのことだった。

楽しい時間を過ごすことができた。この短い、15分ぐらいの間で濃密な会話ができた。笑顔で話を聞き続けることも楽しい。心から共感して、●●先生を好きになってしまった。

お礼を言って立ち去った際、他の支援者の方に、「政治家になりたいの?」と話しかけられ、「就職活動中です!」と笑いながら、立ち去った。次の日も、この支援者の方は、駅前に立っていって、顔を覚えていてくれて嬉しかった。

このような形で、よくわからない(と思い込んでいる)人と話す練習はどこでもできる。俺は街中で、犬の散歩をしている人、配達中のドライバー、移動販売車の人、靴屋さん、洋服屋さんなどの人とよく話す。コミュニケーションの練習になる。

練習とは言っているが、そうやって人と関わっていくことで、俺の環境、人との関係は変わっていっている。

俺は世界を変えている。

こんな風に就職活動の練習する方法もあるのではないか。そして、みなさんも、周りと笑顔で対話をして、世界を変えてみてはいかがだろうか?

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

世界を変える男、紺ナムでした。また、会いましょう。

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Image by Jukka Aalho

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