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スカウトという仕事を経験したことによって、普通に暮らしていたらまず知り合わないであろう女の子達を数多くこの目で見てきた。

・シャブ中のキャバ嬢

・ホストにハマってＡＶに落とされた元アイドル

・ハプニングバーに通う慶Ｏの女子大生

他にもあげればきりがないが、ドラマのような話は現実にある。

私がスカウトとして活動していた期間はわずか１年だったが、

その１年はとても貴重な経験だと思っている。

まずは私がスカウトになった話からしていこう。

スカウトってなに？

そもそもスカウトってなに？って思う人も多いはずだ。

スカウトという仕事はお勤めのサラリーマンのスカウトからスポーツ選手のスカウト、アイドルや女優のスカウトなど幅が広いが、私がやっていたスカウトはキャバ嬢、風俗嬢、ＡＶ嬢を相手にする夜のスカウトだ。

仕事内容は単純で、女の子をお店に紹介する又はＡＶに出演してもらうだけ。

無事紹介できれば、紹介したスカウトに謝礼金としてお金が支払われるわけだ。

私が夜のスカウトを始めたきっかけは、昨年映画化もされた「新宿スワン」による影響。

新卒で入った会社を2年で辞めた私は特にやることもなく、立川のレオパレスでニート生活をエンジョイしていた。

辞めた会社が激務過ぎてお金を使う時間が無く、それなりに貯金はあった。

時間を持て余していたので家でyoutubeやニコ生などの動画サイトをあさったり、近所のコンビニで何時間も漫画を立ち読みするような日々が続いていた。

そんな時、たまたまヤンマガで連載されていた「新宿スワン」を読み、一瞬でスカウトになることを決意。

すぐ家に帰ってネットでスカウトをやっている人を見つけ出し、

「スカウトやらせてください！」とメールを送った。

自分で言うのもなんだが、昔から行動力はある方だと思う。