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僕は高2の夏、初めて海外に行き、ホームステイをした。それも、ヴィーガンの家に。
ヴィーガンについて知らない人は(僕もそうだった)https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0詳しくはwikiをみるといい。簡単に言うと、ハードなベジタリアンの事だと思ってもらっていいだろう。彼らは勿論肉類は一切食べないし、それどころか卵も、牛乳も、チーズも、さらには革製品や動物由来の油でさえ好まない。
そんな家庭に、僕は、初めての海外で、約3週間の間、一人で、ホームステイした。
大元の始まりは、県の事業だった。
僕の住む県には県費でアメリカへ約一ヶ月間短期研修に行けるプロジェクトがあった。勿論行きたい人が全員行けるわけではないし、(大体50人)人見知りで、内気で、伸びきった前髪で前すら見えてない僕には、高校生活の3年間平穏無事に過ごす事を心に刻みつけていた僕には勿論全くもって関わる事のない事業だと思っていた。
そんな僕は、学校内で開かれた事前研修へ友達に手を引かれて連れて行かれ、一次審査に通り、(友達は落ち)、僕だけ二次審査に受かり、僕はアメリカへ行く(何度も言うようだが初の海外)運命の切符を思いがけず手にしていたのだ。
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