私は何度も死にかけている
なぜ生きてるのか不思議なくらい、私は死んでいておかしくない事故をギリギリで回避しています。それは子供の頃からずっとなのです。
車に轢かれる1
そもそもは、小学校1年生の時でした。赤信号に車が突進してきて、あ、轢かれる、と思った車が、なぜか自分の数cm手前でピタリと止まりました。本当に、止まっている車の前にいるような、あんな距離です。今思い返しても、あれは止まれるスピードではありませんでした。
自転車ですっ飛ぶ
高校時代、重たい教科書を背負って、マウンテンバイクで激走していた私は、別の自転車と正面衝突します。私は背負っていたリュックの重みで吹っ飛びますが、この時ぶつかったのは田舎独特の、狭いカーブな橋の上。そのまま吹っ飛べば、外側の川に落ちます。逆向きに吹っ飛べば車道でした。しかし私は頭から血を流しながらも、見事に狭い歩道に落下。CTも異常なし。ちなみにその時につけていた腕時計が止まりました。私の身代わりにでもなったのでしょうか。
車に轢かれる2
私は時々、両足の筋肉の力がスコンと抜けてしまう、謎の現象に襲われます。その時は、向こう側から白いランクルに連なって、数台の車が走ってくるのが見えました。突然ひざの力が抜けた私は、走ってくるランクルを見ながら、あの大きな車に轢かれたら、死んじゃうだろうなぁ、それで死ななくても、後ろの車に連続で轢かれたらアウトだなぁ、なんてことを思いました。そこで記憶は一旦途切れます。次の瞬間には、縁石に身体を乗り上げて、おばさま方に囲まれている私がいました。話を聞くに、おばさま方が来た時には既にその状態だったそうで、私は記憶のない間にあの車列を避けて、そこにいたことになります。記憶は全くありません。
別に霊的なものを信じているわけではないんです
でも、私はなにか不思議な力に生かされているなぁ、という気だけはしています。死にかけた話はまだまだあるのですが、大きな、よく分からない私の中のベスト3をあげてみました。