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16/4/18

避難所認定されていない場所をどうすべきか?

Image by Olia Gozha

拠点までは物資が届いても、そこから先の仕分け作業や搬送作業に手間取っているという報道がなされております。実際人手不足なのは確かでしょう。ある方はその報道をしている人間が手伝えばよいではないかということをおっしゃっていました。


実際には難しい話ではあるのかもしれませんが、現地にいる人間にしかできないこともありますので、こういう声があがるのも無理はないかと思います。報道最優先でガソリン横入りするぐらいなら…


ただ、仮に物資の輸送がうまくいくようになったとしても、優先的に届けられるのは避難所として認定されている地域でしょう。例えば避難所では介護が難しい障害者や高齢者を抱えている場合には、別の場所に移動して人知れずじっと救援を待っているケースも充分ありえます。


そんな事を考えている時にふとひらめきました。あくまで素人のひらめきです。ITの技術もなんにも持ち合わせていないド素人のたわ言です。


そういう未確認状態の、誰からも知られていない避難場所にいる人々が、自ら登録することで「SOS」を発信できるようなMAPシステムは作れないものなのだろうかと?



これだけ発展したネットワーク社会ならば、そういったシステムもいともたやすく作れる人材が官民問わずいるのではないかと思ったわけです。


校庭にパイプ椅子を並べて救援を募った避難所もありました。素晴らしい知恵です。そういったアナログな方法も当然有効です。でも被災者にそこまでの手を煩わせるのは本来よくないこと。


同じ地図でもTwitterに書き込まれる避難している人々の声、また今すぐに救援物資を提供できる、病人に対応できるという声の情報をMAPにまとめる形でもいいんです。


「○○は何が不足しています」

「××は水を供給しています」

「△△は高齢者が何名います」


こういった情報に、現在の道路状況などを重ねあわせれば、少なくとも現状よりは効率よく支援物資の提供、あるいは病人をいち早く病院に搬送できる最短ルートが構築できるのではないかと。もちろん情報統括をしっかりできる組織は必要になりますが。


情報に偽りがないかどうかの確認。現地とのテキストメッセージや音声でのやり取りに加えて、そこにドローンを飛ばすこともよいかもしれません。


あくまで一個人の思いつきですから、鵜呑みにしていただく必要は全くありませんが、こういった発想は国や自治体から出てこないものかな…そんなことを考えた次第です。


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