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自分の気持ちに正直に心振るえる方へ行くと人生が変わるお話。③

Image by Olia Gozha

不思議と不安はほとんどなく、

心はアメリカへと向けて走り出していました。


移住への準備は、今から思うと、

「よくあれだけのことをこなしたなあ!」と自分でも驚くほどです。

余計なお金は遣いたくなくて、できることは全部自分でやろうと思い、

英語なんてほとんどわからないのに学校の願書をアメリカから取り寄せ、

学生ビサの取得も辞書を引き引き全部自分でやりました。

かなり時間が掛かったし、「もう英語なんてヤダ~ (T-T)ノ 」と何度も思いましたが、

「あ、もうここから始まってるんだ!」と思いました。

学校への入学の書類や学生ビサを手にした時にはものすごい達成感でした。

心振るえる方へ進む時、不思議なほどにパワーが溢れ出てくるのです。


費用を貯めるために仕事も1つ増やし、

朝から晩まで週5~6で働き、1日の平均睡眠時間は4~5時間。

毎日へとへとだったけど、心は至って元気!どころかますますパワフルに。

その時、思いました。

私、本当にアメリカに行きたいんだなあ!と。


まだ夢の途中だったけど、人生は劇的に加速し始めていました。



心が元気になり、パワフルになった結果、性格も変わり始めていました。

私たちは、子供の頃、自分の気持ちに正直に生きていたと思います。

私の場合は、発想が個性的だったためと親が精神的に人一倍子供だったために、

私のやることなすことのほとんどを否定され、しょっちゅう親に怒られていました。

怒鳴られることもしばしば。

そのため、自分はなんの取柄もないダメな人間、

価値のない人間だと思うようになりました。

言葉を発すれば怒られるので、だんだん自分の気持ちも表さないようになり、

自分の気持ちがNOでも、親の言うことを利くことが増えていきました。

そうしていればいい子だと褒めてもらえるし、愛してもらえると思って。

ダメな人間だと言われてもう傷付きたくなくて。

認めてもらいたくて。


そんな家庭環境のおかげで、人は、私がなにか言えば怒り出すんじゃないか...、


自分に存在価値を見出せず、






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