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女性ばかりの職場にて。僕が感じたデメリット5つ

Image by Olia Gozha

多くの日系企業では男性優位な環境の中、ニュースでは女性の活用が叫ばれて、マタハラが話題になったりするけれど…。

僕が勤める恵比寿の雑貨屋は社員数約20人中、男性は社長と僕の2人だけでした。

そんな肩身の狭い環境にて、男性の僕が感じたデメリットを書きだしてみたいと思う。


①かわいい問題

僕の職場の朝は女性スタッフたちによる今日の髪型、服装からネイルまで、『かわいい』を連呼することから始まる。

彼女たちは毎朝死んだような顔と声で出社してくるくせに、自分以外の誰かが出社した途端にハイテンションで『◯◯さん、今日の髪型(服装)かわいい!!』を連呼しだす。


別にそれ自体は挨拶、または社交辞令として良いと思う。

但し僕の職場の場合、20人のスタッフがいっせいにこのキーワードを口にする。毎朝出社後10〜15分のあいだに400回もの『かわいい』が飛び交うの聞くうちに、僕は女性という生きもののことがわからなくなった。


②トイレ問題

僕の会社にはトイレ(男女共用)が一つしかない。

僕は入社後1年ほど、会社のトイレで用をたせなかった。

唯一いる男性の社長がトイレに入るたびに、女性スタッフから『社長の後に入るトイレって嫌だよね?』『紙使い過ぎてじゃない?』『長くない?』などと陰口をたたかれる。そんなこんなで僕は怖くなって会社近くのコンビニのトイレを使っていた。

もう一つトイレ問題で憂鬱なこと。

使用済みタンポンのゴミ捨てだった。別に毎日自分が担当するわけではないけれど、自分が担当したときの気まずさ、周りからの視線が怖かった。


③会話の問題

社長は週の半分は出社せず、あるときは営業に行き、あるときは遊んでいた。

社内には実質男性が僕1人だった。

対して女性は20人。社内はお茶会と化していた。

仕事そっちのけで繰りひろげられるガールズトーク。

そして僕に居場所はなかった。

あるとき社内恋愛がテーマに話し合われていた。男性社員が僕1人しかいないのにだ…。

そんななかある後輩が僕に致命傷を与えた。『職場にイケメンの男性スタッフがほしい。』


わかってるよ。僕はout of 眼中。

そして僕は空気と化した。

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