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人生のキャリアの変え方。今するか一生しないか。

Image by Olia Gozha

自分の道を追求していったら人を羨むことがなくなった


人が羨ましくてたまらなかった。



そんな、人を妬んで恨んでいる自分が恥ずかしかったから自分の言えなかった。


逆引き込もりといわれるほど、家にいることができなかった。



願望に罪悪感さえ覚えていました。

「決断疲れ」と呼ばれる心理的状態で、数々の決断により精神的な疲労が蓄積し、日々の生産性が下がってしまうことを指しま



幸福と成功の法則をひっくり返すことができれば、自分の脳に本当は何が出来るのか見えてきます。ポジティブなときに脳で増加するドーパミンには、2つの役割があります。幸福感を引き起こすだけでなく、あらゆる学習機能をオンにして、世界に対して違ったやり方で適応できるようにするのです


正直に言います。


苦手だったこと。入社式の時の一同礼。皆が全く同じタイミングになるまで何度も何度も頭を下げさせられる。早くても遅くてもダメ。みんながぴたっと一斉にそろうまで。



内定者の中から、ちょっとよくしゃべるから目立ってて、本社に近いから呼びやすくて



昨年からの男女の順番のバランスを考えて選ばれる内定者代表。



代表者をよんで、徹底的に礼の練習。
礼というのは美しいですね。ルールは決まり。マナーは美しさ。これが「美しい」というのがわかりやすく決まっている日本。



近思うのですが、日本人って同類には厳しいけれど、独立独歩の「宇宙人」には優しい民族ですよね。日本の社会はきゅうくつな面もありますが、「宇宙人」になってしまえば意外と自由になれますよ。






内定者たちの前でそれを披露して「あいつはすげえ」ってなる。



壇上から見下ろす視界は爽快。



こうやって経営者・従業員が、上下関係になる。視界の高さが無意識にすりこまれるのが怖い。



上を当然と思い下を当然と思う




ついに決断する時がきた。

会社に残るか、そのまま留学を続けるか。



会社を休職して、ロンドンにきて1年。

復職まで残り2ヶ月。

人事発令の都合上2週間以内に報告することになっていた。


心は決まっている、留学を続けたい。

全てを手放して、覚悟をしきた。

最後に仕事だけを残していた。これまで人生の中で決して短くはない時間を費やしてきた会社。愛着も愛社精神もある。

留学をしたこの1年、大きな困難を乗り越えタフになった。どれだけ以前に比べて職場でパフォーマンスが発揮できるか試したい気持ちもあった。


会社の先輩に報告をかねた相談をする。

わたし「会社を辞めて、留学を続けようとおもっています」

先輩「そうですか。。皆戻ってきて欲しいと思っていますが、決断したのならその道に行って欲しい。けれど、」


先輩

資金面は大丈夫ですか?それに今後の人生のキャリアも。もちろんしたいことをするのが一番ですが、この会社にいれば育休もとれますよ。




安泰。。その言葉に一瞬心が揺らぐ。


30代の女性にとって結婚、出産というのは大きな人生のターニングポイントになる。


恋人と別れてまできたロンドン。いつ結婚どころかいつ出産という見通しもない。


いまから大学にはいると卒業するまで3年。


年間、数百万円の授業費用と生活費は全て自分の貯蓄から出している。




この一年間、辛いことも沢山あった。何度も何度も日本に帰ることが頭によぎった。


でも、私はまだ何も成し遂げていない、何も叶えていない。このままでは帰れない、帰りたくない。


携帯を強く握り絞めていった。


わたし

人生でするべきことを見つけました。もう迷いません。






ただここまで育ててもらった会社と、上司には気兼ねするところがあって上司に相談した。


上司

一度きりしかないご自身の人生ですから、やりたいと思うことをやるべきです。


会社に遠慮する必要はありません。


上司

大きな判断で悩ましいところだとは思いますが、チャレンジした経験というのは決して無駄になりません。




有難い。。上司という立場から止めないといけないだろうに、暖かい言葉をかけてくれて涙がでました。


これから、会社という組織から離れ、個人の力で世界を渡っているいく必要がある。


どこに辿り着くかはわからない。


ただ、もう後戻りはできない。


どこにいってもそれは自分が選択して、決断してきた道。


自分の人生の第1章が終わって第2章を始まろうとしていています。


皆から受けた恩と感謝をいつも胸に進もうと思っています。


















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